初のSUV「YU7」が1時間で29万台の予約獲得、AIメガネや折り畳みスマホも発表
現地コード 銘柄名 01810小米集団
(シャオミ)
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(6/27現在)
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中国の有力ハイテク企業、小米集団は6月26日、待望の新型EVモデル「YU7」の予約販売を開始した。「YU7」は同社にとって第2号となるEVモデルで、初のスポーツ多目的車(SUV)。
「YU7」の販売価格は25万3,500元から。直接競合するテスラ社の「モデルY」の同種タイプより、1万-3万元ほど低価格となる。予約開始から1時間で膨大な予約台数をたたき出したが、BOCIはこの先、転売行為による混乱が発生すると予想。また、生産能力のひっ迫が続き、販売台数の最大の足かせとなる見通しを示した。既存の北京第1・2期工場と、第3工場(2025年下期に建設予定)を合わせても、2026年の年間納車台数は100万台が上限になるとみる。
一方、AIグラスは「Ray-Ban Meta」の類似製品ながらも、スペックはさらに上。発表会では音声Q&Aや翻訳、ライブストリーミング、ビデオ通話、スキャン決済などの双方向シナリオが紹介された。
折り畳み式スマホの最新フラッグシップモデルとなる「Xiaomi MIX Flip 2」は設計、性能、バッテリー寿命、画像システムにおいて、同社の既存の旗艦モデルと肩を並べるレベルの全体的なアップグレードを実現(販売価格は5,999元から)。折り畳み式市場における2025年の焦点になるとみられる。
BOCIはEV分野における比類なき成長トレンドや、スマホ、IoT製品事業の順調な進展、さらにはAIグラス、ロボット分野への参入などを理由に、同社をトップピック銘柄としている。従来ビジネスに関しては2026年予想株価収益率(PER)21倍を当てはめ、新規のEV事業には同年予想株価売上高倍率(PSR)4倍を適用。サムオブザパーツ(SOTP)方式に基づく目標株価を据え置いた。レーティング面の潜在リスク要因としては、国内ブランドとの競争や地政学リスク、部品価格の高騰、インドにおける税務問題、EVの進展が遅れる可能性を挙げている。
(Bank of China int.)