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キャピタルゲインの税率とその内訳は?の画像はこちら >>

株式や投資信託のキャピタルゲイン(値上がり益)にかかる税率とその内訳で正しいのは?


  • 所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%
  • 所得税10%、復興特別所得税0.315%、住民税10%
  • 利益の額に応じて所得税5~45%、住民税10%、20万円以下の利益は申告不要
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ヒント


 

株式や投資信託の売買で得たキャピタルゲインは「譲渡所得」に分類され、他の所得と分けた申告分離課税が適用されます。

利益の多い少ないにかかわらず、その税率は一定です。


 

解答


 

1:所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%


株式や投資信託の値上がり益にかかる税率は20.315%です。その内訳は所得税が15%、住民税が5%。さらに、2011年3月に発生した東日本大震災の復興財源に充てるため、2037年12月末までは通常の所得税の2.1%分の復興特別所得税(所得税15%×0.021(2.1%)=0.315%)も上乗せされ、合計で20.315%の税金がかかります。株主配当や投資信託の分配金などのインカムゲインから源泉徴収される税率も同様に20.315%です。譲渡所得は申告分離課税が適用されるため、所得金額に応じて5~45%の累進税率が適用される他の所得金額とは分離して課税されます。そのため、他の所得が高く所得税率が20%超の人にとっては有利な税率になります。


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(トウシル編集チーム)

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