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iDeCoの掛金を定期預金で運用するデメリットは?の画像はこちら >>

iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)では、掛金を元本保証のない投資信託だけでなく、元本保証のある定期預金でも運用できます。

そのデメリットとして正しいのは?


  • 定期預金に預けた掛金の分だけ節税効果が少なくなる
  • 事務手数料がかさみ、掛金がマイナスになる可能性がある
  • 一度、定期預金で運用すると他の金融商品に乗り換えることができない
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ヒント


 

iDeCoの運用期間中は毎月171円の事務手数料がかかります。iDeCoの掛金は60歳になるまで引き出せませんが、口座内で掛金の配分変更、スイッチングは自由にできます。


 

解答


 

2:事務手数料がかさみ、掛金がマイナスになる可能性がある


iDeCoに加入して口座を開設すると、初回手数料として国民年金基金連合会に2,829円(税込、以下同)を支払う必要があります。掛金の拠出中は毎月、国民年金基金連合会に105円、信託銀行に66円、合計171円の事務手数料が必ずかかります。メガバンクや大手証券会社などでは、口座開設した金融機関に支払う運営管理手数料が徴収される場合もあります。そのため、掛金を株式型投資信託などに投資せず、元本保証のある定期預金や国内債券型の投資信託だけで運用した場合、低金利のため、事務手数料負けして掛金がマイナスになるデメリットがあります。ただ、掛金を定期預金を含む、どんな金融商品で運用しても掛金の分だけ所得が控除され、所得税・住民税を減らせる節税効果は得られます。また、投資する金融商品の配分を変える配分変更、運用中の金融商品を非課税でいったん売却して変更するスイッチングは自由にできます。


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(トウシル編集チーム)

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