世界主要鉱山の事故・被災で銅価格の高止まりを予想、長期の需要見通しも良好
ロンドン金属取引所(LME)の銅価格は最近、1トン当たり約1万1,000米ドルに上昇し、史上最高値を更新した。コンゴ民主共和国、チリ、インドネシアの主要鉱山が相次ぎトラブルに見舞われるという供給サイドの混乱が背景。
BOCIはこうした状況を踏まえ、2026年のLME銅平均価格に関する予想を1万1,300米ドル、長期予想を1万2,100米ドルにそれぞれ上方修正。中国の銅セクターに対する強気のレーティングを維持し、個別では五鉱資源(01208)、紫金鉱業集団(02899)の株価の先行きに対して強気見通しを継続している。
世界2位の銅鉱山、インドネシアのグラスベルグ鉱山では9月に事故が発生し、7人が死亡。生産の正常化は早くても2027年になるという。
これより前の7月には、銅生産で世界3位の大手企業コデルコ(チリ銅公社)傘下の最大の鉱山が大型地震に見舞われ、5月には世界3位の銅鉱山であるカモア・カクラ鉱山(コンゴ民主共和国)で洪水が発生。2025-26年の世界生産量への影響は避けられない情勢となった。
こうした供給面の混乱を踏まえ、国際銅研究会(ICSG)は2025年の世界の銅鉱石生産量見通しを前年比2.3%増から同1.4%増に下方修正。銅精鉱の生産量も2025年の前年比3.4%増から、26年には同0.9%増に減速する見通しを示した。
一方、世界の銅需要の伸びはグリーンエネルギーへの転換やAI開発ブームを背景に加速するとみられ、ICSGは2025年、2026年の銅需要見通しを前年比2.9%増(修正前2.4%増)、2.1%増(同1.8%)に上方修正した。2027-30年には年率平均2.8%の需要増を見込む。
BOCIはこうした状況を受け、2025年下期-2026年の銅地金の供給不足を予想。
LME銅価格に関する2025-27年の予想平均価格を1トン当たり9,870米ドル、1万1,300米ドル、1万1,100米ドルへ、3%、16%、14%上方修正。長期見通しも10%引き上げて1万2,100米ドルに設定した。さらに金、銀、コバルト価格に関する予想も上方修正。銅関連のカバー銘柄全体の収益見通しを引き上げている。
個別ではカバー銘柄3社のうち、五鉱資源と紫金鉱業集団に対して強気見通しを継続した。銅と貴金属価格の上昇を受け、2026年の1株当たり純利益(EPS)がそれぞれ前年比46%、48%増加するとみている。
一方、洛陽モリブデン(03993)の株価の先行きに対しては中立を維持したが、これは予想を超えた輸出割当量の抑制で、コバルト事業に悪影響が及ぶ可能性が高まったため。コンゴ政府が課す超過利潤税も響くとみて、2026年の利益成長率が19%にとどまる見通しを示している。
(Bank of China int.)

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