物価高が続く時代、食品が優待品なら家計の節約に直結します。3月優待株には食品メーカーも多く、権利付き最終日から権利落ち日までの2日間保有するだけで優待がもらえる銘柄も多数あります。
食費節約に直結!費用対効果が高く、高配当利回りの3月食品優待株
2025年12月の全国消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.4%の伸びまで鈍化しましたが、生鮮食品を除く食料は6.7%高といまだに突出した値上がり率になっています。
そんなとき、株主優待の食品が自宅に送られてくれば、外食券や買い物券のように余計な外出や出費がかからない分、家計も大助かり。
幸い、3月優待株には配当利回りが2~3%台とそこそこ高い食品会社の優待が多数あります。
半年や1年間の継続保有が優待取得の条件になっているものも多いですが、できれば3月末に株を買ってすぐ優待をもらいたいもの。
そこで、優待権利付き最終日(今年は3月27日(金))に買って、権利落ち日(3月30日(月))まで持ち越すと贈呈される、継続保有条件がない食品優待株を集めてみました。
1株当たりの贈呈食品の金額が高く、費用対効果のいい優待にターゲットを絞り、その上で、業績も堅調で、株価に過熱感がない銘柄を厳選しました。
楽天証券の「株主優待検索」を使えば、「優待内容」の欄の「食料品」にチェックを入れるだけで食料品が優待内容の銘柄を抽出できます。ぜひ活用してみてください。
No.1は費用対効果の高いきのこ、レトルトセットがうれしい ホクト(1379) !
家計の節約に即・役立つ費用対効果の高い3月の食品優待株1位は、きのこメーカーの ホクト(1379) 。
3月末に100株以上保有で一律、下記の自社製品3コースから1点選択できます。
A.健康セット(アガリクスドリンクなど詰め合わせ、4,000円相当)
B.レトルトセット(レトルトカレー、炊き込みご飯の素など詰め合わせ、1,800円相当)
C.きのこ・レトルトセット(きのこ2種類、レトルトカレーなど詰め合わせ、1,400円相当)
継続保有条件はありません。
100株の投資金額は20万2,200円※のため、かなり投資効率よく、お好みの食品優待を獲得できます。
※2026年2月13日の終値をもとに計算。
同社はブナシメジ、エリンギなどキノコの生産を日本だけでなく北米、アジアで展開。
今期2026年3月期はコスト高もあり経常減益予想ながら、数量を絞って価格維持に努めた結果、第3四半期時点(2025年4-12月)では6.5%増益。業績の上方修正に期待が持てます。
保険金特益もあって株主配当は前期比5円増配の1株55円を予定しています。
予想配当利回りは2.72%に達しており、優待だけでなく配当利回りの面でも魅力大です。
株価は2025年12月に2,123円の年初来高値をつけたあと、現在は2,022円で再上昇をうかがう位置につけています。
株価純資産倍率(PBR)が1.02倍と過熱感はなく、来期以降、不調だった海外事業が回復すれば株価のさらなる上昇にも期待できそうです。
ホクト(1379)
権利付き最終月:3月[貸借銘柄]
株価:2,022円
配当金:55円(2026年-3月期予想)
配当利回り:2.72%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で以下三つのコースから1点選択。株式の保有数・保有期間に応じて贈呈内容が変化
A.健康セット(アガリクスドリンクなど詰め合わせ、4,000円相当)
B.レトルトセット(レトルトカレー、炊き込みご飯の素など詰め合わせ、1,800円相当)
C.きのこ・レトルトセット(きのこ2種類、レトルトカレーなど詰め合わせ、1,400円相当)
その他条件:500株以上保有かつ1年以上保有で3,000円分のVisaギフトカードを追加贈呈
最新情報は 企業HP からご確認ください
2位: 寿スピリッツ(2222)
第2位は地方のお土産品として購入される「小樽洋菓子舗ルタオ」「東京ミルクチーズ工場」などのブランドを持つ菓子メーカーの 寿スピリッツ(2222) 。
同社も継続保有条件なしで3月末に100株以上保有で一律、3,000円相当のグループ製品が贈呈されます。2025年3月末の優待は自社菓子折り3点でした。
100株の投資金額が19万7,900円と比較的少額なため、投資効果は抜群といえます。
同社はインバウンド(訪日外国人)需要もあって土産物菓子の好調な販売が継続しており、今期2026年3月期第3四半期(2025年10-12月期)は中国人観光客の減少にもかかわらず四半期ベースで過去最高の売上高・各利益を達成しています。
通期でも4期連続で過去最高益を更新する見込みです。
株主配当も前期比3円増配の1株35円を予定。予想配当利回りは1.77%と低いものの、成長企業のため、その分、株価上昇に期待が持てます。
株価は2025年2月高値2,591円から11月に1,718.5円まで下落したものの、今期第3四半期累計(2025年4-12月期)の経常利益が3.7%増益で着地したことを受け、再び1,979円まで上昇。
同社の土産物菓子は何かと話題性も豊富で、新商品がヒットすれば株価上昇に期待できるため、お菓子好きの人には魅力の高い優待といえるでしょう。
寿スピリッツ(2222)
権利付き最終月:3月[貸借銘柄]
株価:1,979円
配当金:35円(2026年-3月期予想)
配当利回り:1.77%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で3,000円相当のグループ製品
その他条件:ー
最新情報は 企業HP からご確認ください
3位: 明治HD(2269)
3位は、ヨーグルト、プロテイン、チョコレートで国内シェア1位の乳業・菓子メーカー、 明治ホールディングス(2269) 。
3月末に100株保有で1,500円相当の明治グループ製品詰め合わせが贈呈されるほか、今回からは3年以上継続保有すると「長期保有感謝BOX」も贈られる優待拡充が行われます。
2025年3月末の優待実績は「カール」「きのこの山」「明治ミルクチョコレート」など同社の定番ブランド商品の箱詰めで、お子さんのいる家庭などに特に喜ばれそうな優待内容です。
同社は原材料費高騰で2025年6月にチョコレート31品を10~36%値上げ、8月にはヨーグルト、牛乳などを約2~17%値上げ。
値上げしたにもかかわらず販売は好調で、今期2026年3月期は7%の最終増益予想ですが、業績上方修正にも期待が持てそうです。
株主配当も12期連続増配の1株105円を予定しており、予想配当利回りは2.72%に達します。
長期的な下降トレンドが続いていた株価も2026年2月、5年以上も突破できなかった3,900円の上抜けに成功。
株価の底打ち反転が鮮明なため、優待や株主配当をもらいながら長期保有して、さらなる上昇を待ちたい銘柄といえるでしょう。
明治HD(2269)
権利付き最終月:3月[貸借銘柄]
株価:3,861円
配当金:105円(2026年-3月期予想)
配当利回り:2.72%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で1,500円相当の明治グループ製品詰め合わせ。株式の保有数に応じて贈呈数が増加、保有期間に応じて贈呈内容が追加
その他条件:3年以上保有で「長期保有感謝BOX」を追加贈呈
最新情報は 企業HP からご確認ください
4位: 日清食品HD(2897)
4位は「カップヌードル」「どん兵衛」などの人気ブランドを持つ 日清食品ホールディングス(2897) 。
3月末に100株保有で自社グループ商品詰め合わせ1,000円相当、オンラインストアで使えるクーポン1,000円分などから1点選べます。
オンラインストアでは株主限定の特別価格販売なども行われるので、「チキンラーメン」など同社の商品をよく食べる人にとってはおすすめの優待株といえるでしょう。
同社は消費者の低価格品志向や米国販売の苦戦で今期2026年3月期は20%前後の減益予想ですが、来期はこれまでの成長分野だった米国での販売回復や新商品投入で業績回復が見込めそうです。
株価は2023年12月高値5,224.9円から2025年10月には2,628円の半値水準まで下落しましたが、来期以降の業績回復を見越して現在は3,317円まで反転上昇中。
予想配当利回りは2.11%と少し低いですが、同社の「カップヌードル」は日本が世界に誇る食品ブランドなだけに、海外事業の成長による株価の本格回復に期待したいところです。
日清食品HD(2897)
権利付き最終月:3月[貸借銘柄]
株価:3,317円
配当金:70円(2026年-3月期予想)
配当利回り:2.11%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で以下(1)~(3)より1点選択。株式の保有数に応じて贈呈数が増加
(1)1,000円相当の当社グループ商品詰め合わせ
(2)1,000円分の国連WFP協会への寄付
(3)1,000円分の日清食品グループ オンラインストアで利用できるクーポン
その他条件:優待品の受け取りには申し込みが必要
最新情報は 企業HP からご確認ください
5位: 日清オイリオグループ(2602)
第5位は家庭用サラダオイルで国内首位の食用油メーカー、 日清オイリオグループ(2602) 。
3月末に100株(投資金額58万7,000円)で1,500円相当の日清オイリオギフトが継続保有条件なしで贈呈されます。
2025年3月末の優待実績は「日清ヘルシーキャノーラ油」など植物油3本セット。料理に欠かせないサラダ油なだけに、食費節約に役立つこと間違いなしです。
同社は原材料費高騰の価格転嫁が遅れて、今期2026年3月期は22%の経常減益予想ですが、第3四半期(2025年10-12月期)は14%減益まで回復傾向にあります。
株主配当は前期比横ばいの1株180円予定ですが、予想配当利回りが3.07%に達し、食品株の中では高配当利回りが魅力です。
2025年9月には主力の家庭用「日清キャノーラ油」を約18%値上げしており、来期からは値上げ浸透で利益回復も見込めそう。
業績停滞にもかかわらず株価は2026年2月に5,970円まで上昇して昨年来高値を更新。
高値つかみが怖い株価水準ですが、PBR0.88倍、株価収益率(PER)7.7倍と割安感が強く、今後も積極的な株主還元策などが打ち出されれば、さらなる株価上昇に期待が持てるかもしれません。
日清オイリオグループ(2602)
権利付き最終月:3月[貸借銘柄]
株価:5,870円
配当金:180円(2026年-3月期予想)
配当利回り:3.07%
優待発生株数:100株以上
優待内容:100株以上保有で1,500円相当の自社商品。株式の保有数に応じて贈呈数が増加
その他条件:上記優待に加え、3月31日現在および9月30日現在の株主に対し、年2回、自社商品優待販売の案内を贈呈
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継続保有条件なしの食品優待株は他にもたくさん!優待内容も魅力的な企業は?
継続保有条件がない3月の食品優待株はまだまだあるので紹介しましょう。
食品株は原材料費高騰を価格転嫁できているか、いないかで株価が両極端なケースも多く、株価急騰中の銘柄に関しては高値つかみに注意が必要です。
ただし、食品株には不景気でも需要が落ちず、全体相場が悪化しても株価が下落しにくいディフェンシブ株の側面があるのも事実。
また値上げが業績向上につながるため、物価高のリスクに備えたインフレヘッジの投資対象としても最適です。
スーパーなどでよく購入する食品メーカーの商品なら、業績に直結する売れ行きもリアルタイムでチェックできます。
日頃よく購入する食品メーカーの優待株を中心に、投資を考えてみるのもいいでしょう。
継続保有条件なしで食品が贈呈される食費節約3月優待株!
銘柄名 購入金額(100株) 配当利回り 優待内容 ヤクルト本社(2267) 26万7,600円 2.62% 3月末に100株保有で「乳製品等」もしくは「清涼飲料・乾めん等」のいずれかの自社商品贈呈。3年以上長期保有で追加の乳製品や化粧品、5年以上でQUOカードも贈呈。9月末にはプロ野球の東京ヤクルトスワローズオフィシャルファンクラブ(スワローズクルー)入会無料優待も。国内、海外ともに乳製品の販売鈍化で減益が続き、株価も大きく下落。今後の業績回復に期待。 DM三井製糖(2109) 35万1,500円 3.70% 3月末に100株保有で1,000円相当の砂糖など自社グループ商品もしくは寄付。
※配当利回りは2026年3月期の予想値
(トウシル編集チーム)

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