新生活を始める人が多い春! 進学や就職で初めての一人暮らしに挑戦する人も増える時期です。そこで今回は、一足早く一人暮らしを始めた先輩方から、一人暮らしを楽しむ方法や注意点、お金回りのやりくりについてお話を伺いました! 自分と似た境遇の方を見つけて、参考にしてみては? ではさっそくまいりましょう!


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▼座談会参加者プロフィール

節約VS自由!メリットデメリット、どっちが大きい?一人暮らししてる人座談会!
タロウさんプロフィール

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コータさんプロフィール

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マリコさんプロフィール

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ヒロシさんプロフィール

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アキラさんプロフィール

何時に帰ってもうるさく言われない!一人暮らし、何がいちばん楽しい?

トウシル:本日はご出席いただきありがとうございます! 皆さん「一人暮らし」なので、時間の都合はつけやすかったと思いますが…。


一同:はい!


トウシル:笑。

ではさっそく、一人暮らしを始めたきっかけと現在の「一人暮らし満足度」について伺っていきましょう! お一人目、アキラさん!


アキラさん:30歳まで自宅で暮らしていた独身男性です。コロナ禍でリモートワークしているときは良かったのですが、最近会社が「週4出社」に方針を切り替えて、通勤が辛くなったので思い切って独立しました。勤務先に近い家賃14万円の部屋に引っ越ししました。


コータさん:24歳独身男性です。僕も似たような環境で、ずっと実家住まいだったのですが、思い付きで賃貸物件を検索してみたら「住みたいな」と思う部屋が見つかったので思い切って独立しました。家賃は5万7,320円です!


ヒロシさん:僕は大阪に転勤になったので、東京の実家を出て一人暮らしを始めた26歳です! 家賃は6万5,000円。今、自由を満喫しているところです!


マリコさん:私も広島県からの転勤で、夫を置いて単身赴任している42歳です。家賃は8万9,000円。独身時代ぶりの久々の一人暮らしで思いきり羽根を伸ばしています(笑)。


タロウさん:僕は海外に住んでいたんですが、日本に拠点が移ったので日本に帰国して一人暮らしを始めました。これまでも一人暮らし経験やシェアハウス経験もありますが、久々の日本での一人暮らしです。月6万円の部屋に住んでいます。

東京の家賃、高くなっていてびっくりです。


トウシル:ありがとうございます! 自己紹介の端々にも、「一人暮らし、楽しい!」という雰囲気が出ているのですが、皆さん、一人暮らしは楽しいですか?


一同:はい!


アキラさん:時間の制限がないというのが最高ですね。朝は会社に行くので仕方ないですけど、何時に帰ってきても何時に寝ても、誰にも文句を言われない(笑)。土日も昼まで寝ていても「早く起きろ」とか言われないのが最高です!


トウシル:ああー、「片付かないから起きて朝ごはん食べちゃって」とか言われずに済むんですね(笑)。


アキラさん:はい。大好きなアイスも食べ放題だし、仕事終わりに急に誘われても飲みに行けるし、夜にランニングに行ったりできるし。


コータさん:分かります! 何時に帰るとか報告するのも地味にストレスですよね。僕は姉が2人いるんですが、風呂は姉の後でないとダメで、しかも女性の風呂って長いんです(笑)。順番を待たなくても自分が好きな時にさっとお風呂に入れるのが最高です。


 あと、自分は料理が好きなんですけど、買い物に行くときも、家族の好みを考えたりしないで、今日自分が食べたいものを気分で選んで買えるし、ビールを飲みながら料理したりして、そういうのも解放感がありますね。


トウシル:一人分の料理ってレシピ的に作りづらくないですか?


コータさん:確かに(笑)。実家にいた時みたいに、つい多めに作っちゃいますね。

でもそれについても文句を言われないので問題なしです!


タロウさん:僕は一人暮らし歴が長くて、18歳くらいから実家を出ちゃったんですが、フリーランスなので活動拠点が変わるたびに引っ越したり、シェアハウスに住んだりと、一人暮らしを自由満喫している派です。


 シェアハウス時代は、誰かがキッチンを使っていたら料理できなくて順番待ちしたりしてたんですが、今は完全に自分一人なので、そういう自由はやっぱり楽しいですね。


ヒロシさん:転勤を機に一人暮らしに踏み切ったんですが、もう本当に自由がたまらなく楽しいです。僕はキャンプやサーフィンなど趣味がアウトドア系なんですが、実家にいたときは、親からそういう大きいグッズを「場所を取るから絶対買わないでね!」とくぎを刺されていて…。


一同:あるある!


ヒロシさん:今はもう遠慮なしに趣味グッズを買いあさっているので、部屋中に趣味グッズがあふれています。もう実家には戻れないです(笑)。


マリコさん:私は逆に、夫の余計なものを見なくて済むのがストレス減です(笑)。


トウシル:マリコさんは単身赴任ですよね。


マリコさん:はい。広島から東京へ単身赴任です。夫と二人で暮らしていた時は、夫がため込んだモノが家を侵略していたので、ミニマリストの私には結構ストレスでした。


 でも今は、自分の好きなものを最低限だけそろえて部屋もすっきり。

そこらへんに落ちている靴下を拾って洗濯機に入れたりしなくていいし、週末に作り置きのご飯を3時間もかけて作らなくてもいいし、洗濯も週1回くらいでいいし、空間も、時間も、自分のために使えるのが快適で仕方ないです(笑)。


ボーナスとりくずし!給料前は自炊一択!お金のやりくり、できてますか?

トウシル:タロウさんやマリコさんは過去に一人暮らし歴があって、慣れている部分もあると思うんですが、今回初めて一人暮らしを始めたアキラさん、コータさん、ヒロシさん、お金のやりくりってどうしてますか?


アキラさん:一人暮らしをする前から、家計簿アプリを使っています。でも、単に買ったものを記録しているだけなんですが…一人暮らしを始めて、食費が爆上がりしました(苦笑)。


トウシル:なるほど。それは仕方がないかも。


アキラさん:はい。料理しないので、ほぼ外食のため、エンゲル係数がスゴイことになってます。特に、僕は食品を「スーパーマーケット」と「コンビニ」に分けているんですが、もうコンビニ率がすごくて。


トウシル:ああ、帰宅時間にはスーパーが閉まっちゃってるんですね。


アキラさん:はい。改めて思うんですが、コンビニって一人暮らしの味方なんだけど…割高ですね。


一同:うんうん。


アキラさん:ただ光熱費なんかは、日中は職場にいて、ほぼ家にいないので、逆に基本料金くらいしかかかってない感じです。

一人暮らしを始めてからは冷蔵庫の中カラッポですよ。だから冷蔵庫のコンセントも、もう抜いちゃってます。


一同:ビックリ


コータさん:僕は一人暮らしを始めて3カ月なんですが、「だいたい一カ月これくらい使う」っていうのを決めて、その予算内で収まるようにはがんばっています。


トウシル:決めた予算内でがんばれていますか?


コータさん:なんとか(笑)。食費、住宅費、光熱費、交通費、みたいな項目を分けて、スプレッドシートを作って管理しています。家計簿アプリって自分が入れたい項目がそろっていなかったりして、使いづらい部分があるので自作しています。


トウシル:圧迫している項目はなんですか?


コータさん:…交際費ですね。特に1月は歓送迎会や新年会なんかの飲み会が多くて、思った以上にお金を使っちゃって焦りました。


トウシル:きっと4月も歓送迎会系、増えますよ(笑)。


コータさん:そうなんですよ。一人暮らしで自由が効く分、誘われるとつい行っちゃうので警戒中です(笑)。ただ、「給料の8割以内で暮らす」というルールを作っているので、今のところは赤字になっていない状態を保てています。


ヒロシさん:スゴイなあ、偉いなあ…。僕なんて、趣味グッズや飲み会で楽しく暮らし過ぎて、もうお金関係ボロボロです(笑)。


 毎月5万円のNISA(ニーサ:少額投資非課税制度)の積み立て以外は全額使い果たして、足りない部分は毎月、ボーナスから補填(ほてん)して足しています。実質、赤字です…。コータさんと同じく、1~3月は飲み会が多くて、スゴイ額になりました…。


トウシル:でも強制的にNISAで振り分けているのは正解だと思いますよ。それだけがんばれていたら大丈夫じゃないですか?


ヒロシさん:はい。そこだけは! もうNISAの分は最初からないものとしてがんばっています。その代わり、貯金は0円です。


トウシル:ぜひそこだけは続けてください! 逆に、一人暮らし経験のあるタロウさん、マリコさんはどんな感じですか?


タロウさん:僕も家計簿アプリを使っているんですけど、だいたいどの項目でどれくらいお金が出ていくっていうのが分かっているので、それを大きくはみ出すっていうことはあんまりないです。


トウシル:タロウさんはシェアハウス経験もあるということですが、シェアハウスってお金のメリットありますか?


タロウさん:うーん。家賃も安いところは月5万円、高いところは月10万円程度と、場所や設備によってまちまちなので、その時による、という感じですね。

ただ、どこに住んでいても生活費ってあんまり変わらないな、って思います。


マリコさん:私は家計簿アプリが続かなかったので、手書きの家計簿をつけています。それも、牛乳何円、卵何円、ってカテゴリもしっかり分けているので、牛乳はどの店が安いか、卵はどこがおトクか、スーパーの比較もして買い分けしています。


トウシル:スゴイ!


マリコさん:手書き家計簿、いいですよ! 今月残り何円しか使えないっていうのもリアルに見えてくるので、給料日前は自炊を増やしたりと、節約と調整ができます。


一同:えらーい!!


トウシル:給料日前のオススメ節約レシピってありますか?


マリコさん:蒸籠蒸しです。野菜や肉も安いときに買いだめして冷凍しちゃうんです。それを一人分、蒸籠にいれて蒸して食べるんですけど、健康にもいいし、量の調節もできるし、節約にもなるし、一人暮らしの方全員におススメしたいです。うちの会社は、単身赴任でも家賃補助がないので、2家庭分の家賃がかかるので、節約には私、シビアですよ。


トウシル:ええー!! それはツライ…。


マリコさん:ですよね(笑)。皆さん共通だと思うんですが、一人暮らしだと、一番大きな「家賃」を削ることができないので、食費などの削れる部分はしっかりセーブします。でもおかげで一人暮らしを始めてから健康になりました。


タロウさん:僕はシェアハウス経験もあるんですが、家賃をセーブしたい場合の選択肢の一つになるかもしれませんよ。場所と環境にもよるんですが、過去月に5万円のシェアハウスに住んだこともあります。


 また、外国暮らしの時代、Airbnb(民泊サイト)などで月7万円の部屋を見つけて住んでいたこともあります。外国の大型シェアハウスだと、シアタールームやジム、ワークスペースがあるところもあります。20代や30代の方が多いんですが、クリエイターや起業家など、面白い人もたくさんいるので、僕は楽しかったです。自分のコミュ力次第なところもありますね。


コータさん:シェアハウスだといろんな人と出会えて楽しそうですね。家賃も折半できるし、友達とシェアするのもいいなと思ったりしています。


タロウさん:基本的に光熱費は家賃に含まれるシェアハウスが多くて、エアコンなんかも気にせず使えるから、そういう意味でも楽ですよ。また、生活ペースや価値観の合う友達と住むのはいいと思います。


 シェアハウスだと合わない人もいる可能性があるので、人間関係のしがらみが辛いときもありますよ。自分に合うシェアハウスに短期間、お試しで住んでみるのもいいかもしれません。


背中にクリームが塗れない!話し相手がいない…一人暮らし辛いときあるある

トウシル:一人暮らしを始めて分かったことや、一人暮らしで辛いことを聞いていきたいんですが…まずは「初めて組」の3人に、一人暮らしを始めて、初めて分かったことって何かありますか?


ヒロシさん:家族で住んでいた時は、家を出る時間がだいたいみんな同じだったので、家の中がザワザワして自然と目が覚めたんですが、今は一人きりなのでしっかり目覚ましかけてます。


 ご飯は…確かに一人で食べるご飯が切ないときもあるんですけど、実はうちの会社、夜ご飯も社食で食べられるんです。同僚とそこで食べて帰っちゃうので、ご飯作る大変さとか、寂しさはイマイチ感じずに済んでいます。


アキラさん:圧倒的に、体調を崩した時、辛いですね…。家族がいれば看病してくれたり、ちょっとコンビニでポカリ買ってきてくれたりするんだけど、誰もいない。フラフラでドラッグストアに行って、買いだめして寝込んでるときは、切ないなあって思います。


一同:分かる!


コータさん:僕は、掃除が辛いですね。正直に言うと、最近掃除してないです。目に見えない場所ってあるじゃないですか、風呂とか、洗面所の髪の毛とか…。


トウシル:ああ~。風呂のイスとか、鏡とか、窓とかね。名もなき家事系ですね。


コータさん:それそれ。ゴミの日とか、ゴミの分別とかも、親がやってくれてたんだな、親って偉大だなって本当に痛感します。一人暮らしを始めて、光熱費って2カ月まとめて請求されるんだって初めて知りました。


トウシル:マリコさん、すごいドヤ顔なんですが(笑)。


マリコさん:えぇ? いえ? そんなことないですよ? でも今のセリフ、ぜひ夫に聞かせたいです! ずっと私がやってたんだよって知ってもらいたい!


一同:爆笑


マリコさん:私も、体調が悪いときはやっぱり心が弱りますね。あとは体が硬いので、背中にボディクリームが一人で塗れないんです。


一同:(笑)


マリコさん:帰ってきても家が真っ暗で、ただいまを言う人もいないっていうのも、時々寂しいですよ。夫からも「単身赴任いつ終わるの? いつ帰ってくるの?」って聞かれていて、これからの暮らしをちょっと考えちゃいますね。私は「あなたがこっちに来てもいいのよ」って言い返してますけど(笑)。


メリット&デメリットあり、でも一人暮らしはしたほうがいい?

トウシル:私も大学進学をきっかけに家を出て、就職して一人暮らしからの結婚だったので、長い間、実家には戻っていないし今後も戻る予定はないんです。親はどう思っているのかなとも思うんですが、皆さん、この後、一人暮らしを続けますか? それとも、家族や誰かと一緒に住みたいと思いますか?


一同:悩み中


マリコさん:私はやっぱり夫と一緒に住みたいですね。一緒にご飯を食べておしゃべりしてた時のことを思い出すと、やっぱり楽しかったし。20代に一人暮らしをしておくと、「あのとき楽しかったな」って、いい思い出になります。ただ、結婚後の「おひとりさま」は期間限定にしたいですね。


アキラさん:誰かと住むと、家計の出費が折半できたりして、コスパはいいですよね。家賃、食費、トイレットペーパーみたいな日用品なんかも二人で分けると経済的で効率的ですよね。


ヒロシさん:一人暮らしを辞めるのであれば、「誰と住むか」っていうのが重要だと思います。一時期、彼女と同棲してたときがあって、その時、すごく楽しかったので、「合う相手」なら一緒に住みたいと思います。


トウシル:一人暮らしって、やっぱり一度は経験したほうがいいと思いますか?


マリコさん:若いうちに一度はしたほうがいいと思います。一人で生活周りを全部、担ってみると、地域のルールや、お金回りのいろんなことが分かると思います。一人暮らしで出て行っちゃうお金も多いと思いますが、できるかぎり若いうちから、収入内でやりくりして、コツコツ資産形成するという習慣をつけたほうがいいと思います。親のありがたみも分かりますし。


ヒロシさん:耳が痛いです(笑)。


一同:(笑)


ヒロシさん:アウトドアグッズで散財して、ボーナス補填してる僕が言うのもなんですが、若いうちに一度は一人暮らしすることをお勧めします。


 一人暮らしをすると、最初は自由がうれしくてたまらないんですが、家族の大切さを改めて感じますよ。振り切れて楽しむ時間と、家族への感謝の気持ちが得られます。また、いくら生活がカツカツでも、月5万円の天引きNISAは続けようと思います。


タロウさん:僕も、一人暮らしはしたほうがいいと思います。でも一人暮らしの間に、見栄とか一時の満足のためにお金を使うのではなくて、あとあと自分のためになったり、いい思い出になるような「経験」にお金を使ったほうがいいと思います。


 あと、若いうちに「お金があんまりかからない趣味」をつくっておけば、万が一、高齢で一人暮らしになった場合も、きっと楽しいですよ。


 僕はスポーツがすごく好きで、自分でもランニングやテニスなどをするんですが、自分でイベントを主催してイベント運営もやっています。無駄な浪費をしないで済むし、経験も思い出も人との出会いも増えるので、メンタルにも家計にもいいと思いますよ。


アキラさん:ただ、一人暮らししなくて済む場合は、無理やり一人暮らししなくてもいいんじゃないかなとは思います。


トウシル:どうしてですか?


アキラさん:やっぱりね、一人暮らしってお金かかるんですよ。都内に実家があって、勤務先へも家から通えるのであれば、実家に住めるだけ住んで、その間に資産をつくって、お金がたまった時点で一人暮らしに踏み切る、というのもアリだと思います。


コータさん:確かに。敷金礼金みたいに、見えないところに出費が潜んでいるんですよね。一人暮らしは自由だけど、自由を満喫するにもとにかく「お金」が必要なんですよ。友達に「旅行に行こう」って誘われて、一人暮らしならすぐに「おう!」って言えるけど、その分お金はかかる。


一同:うんうん。


コータさん:環境が整っていて、実家に甘えられる時期は甘えてもいいのかな、その間にお金をためておく、という順序でもいいのかなとは思いますね。


トウシル:なるほど。一人暮らしするorしないも、スタートする時期も、自分で決める自由がある、ということですね。新生活を始める方々へ、いろんな目線でのアドバイスをいただきました! 本日はありがとうございました!


一同:ありがとうございました!


(トウシル編集チーム)

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