気になるあの本は『数字から企業の「リアル」がわかる! 未来を読み解く決算書』。高橋書店の担当編集者に、読みどころを紹介していただきました!
気になるあの本をチェック!
数字から企業の「リアル」がわかる! 未来を読み解く決算書
答えてくれた人
株式会社 高橋書店 書籍事業部一般書第2係 梅野浩太さん
著者ってどんな人?
妄想する決算さん
「妄想する決算」さんは、音声メディア「Voicy」で「10分で決算が分かるラジオ」を配信するコンテンツクリエイター。上場会社が出す決算の1次情報とメディアから出てくる2次情報の中間1.5次情報を10分にまとめた内容で人気になり、番組の総再生回数は870万回を超える。
編集者から見た著者はこんな人!
決算分析をライフワークとしながら、今は日本の「地方企業の再興」に関心を寄せ、日本各地を飛び回っていらっしゃいます。書籍執筆中の打合せの際も、「今、どこですか?」「今月は沖縄」「今は静岡」など居場所の確認がお決まりのあいさつでした。
どんな人にオススメ?
・「決算書ってどう役立てたらいいのだろう…」と考えているすべての方
・株式投資で「伸びる会社」を探したい方
・転職・就職先の企業の将来性を見極めたい方
・会計知識を身に着けて、自身のスキルアップに役立てたい方
この本の、ここが読みどころ!
本書は「決算書を活用するための考え方」を解説しているのがポイントです。個人での株式投資が広まり「自己資本比率」「PER」「PBR」などの指標を参考する方も増えています。一方で「それで結局、この企業は成長が続くの?」「この数字を投資判断や分析でどう活かせばいいの?」という問いへの答えには、なかなかたどり着けません。
本書は、若手ビジネスマンと先生役(妄想さん)の対話を追っていくことで、財務三表から、「企業のビジネスモデル」を理解し、「今後の見通し」をどう見極めていくかを解説した「決算書の活用法」がわかる本です。
編集者の制作秘話
当初はオーソドックスに「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」を解説する本を作る予定でしたが、著者の妄想さんから「AIで何でも調べられる今なら、もっと本質的な『問いの作り方』や『仮説の立て方』が分かる本にしたい」という強い申し出があり、「決算書の活用法」を解説する本になりました。
P117 の「WBCの放映権をNetflixが獲得した理由」の項目は、開催よりかなり前に書かれたものでしたが、WBC開催時にまさに原稿の通りにNetflixに登録する人が増え、未来を予測していた原稿内容に私自身興奮しました。
企業のビジネスモデルやコストへの考え方にも触れているので、若手ビジネスパーソンの会計入門書してもぴったりです。
ちなみに、本書の仮タイトルは「妄想決算」でしたが、著者の妄想さんが「僕がふざけた名前なので、本はまじめに作りたい」という希望により、タイトルからも本書内のセリフからも「妄想」という言葉はすべてカットし、まじめな本になりました(笑)。
(トウシル編集チーム)

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