月替わりでテーマを決めて個人投資家にアンケートを実施。今回は、「ガソリン・燃料の価格高騰と供給不足への不安」について伺ったところ、ガソリンや燃料、電力、食料品の価格上昇に対しての不安が多くあがりました。


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今月の質問「ガソリン・燃料の価格高騰と供給不足への不安強まる。みんなどうしている?」

楽天証券経済研究所 コモディティアナリスト 吉田 哲


 楽天証券では毎月、当社のお客さまを対象としたアンケートを実施しています。今回のアンケート調査は2026年3月30日(月)から4月1日(水)にかけて実施、2,236名の方に回答していただきました。(年代別のシェアは、20~30代が6.04%、40~50代が47.94%、60代以上が46.02%でした)


 毎月数千人のお客さまにお答えいただくアンケート「楽天DI」は、日本の個人投資家の動向を測る有力な手掛かりといえます。


 本稿では、月替わりでテーマを決めて実施している「今月の質問」の回答結果をまとめています。


質問1:日本のガソリンや燃料の価格・供給量の動向に不安を感じていますか? 
個人投資家アンケート:ガソリン・燃料の価格高騰による不安強まる。対策なにしてる?
※四捨五入の関係で合計が100にならない場合がある出所:楽天DIのデータより楽天証券経済研究所作成

 当該質問において、回答者の43.4%が「非常に強く感じている」を選択しました。次点は「ある程度感じている」で42.4%、それに「あまり感じていない」11.3%、「全く感じていない」2.9%が続きました。


「非常に強く感じている」と「ある程度感じている」を合計した、不安に感じている人の割合は85.8%でした。大変に多くの人が、日本のガソリンや燃料の価格・供給量の動向について、不安を抱いていることが分かりました。


質問2:例えば、どのようなことに不安を感じていますか?(複数選択可)
個人投資家アンケート:ガソリン・燃料の価格高騰による不安強まる。対策なにしてる?
※四捨五入の関係で合計が100にならない場合がある出所:楽天DIのデータより楽天証券経済研究所作成

 当該質問において、回答者の18.3%が「ガソリンや燃料の価格が上昇すること」を選択しました。次点は「電力の価格が上昇すること」で17.3%、それに「食料品の価格が上昇すること」17.2%、などが続きました。


 こうした、「価格の上昇」を意味する選択肢(先述の三つ)の合計は52.8%でした。

供給量や備蓄量、企業活動、訪日外国人の数、旅行の計画、補助金の額などよりも、消費者として直接的に関わる「価格」が上昇することを不安に感じる人が多いことが分かりました。


質問3:ガソリンや燃料に関する不安が強まる中で、投資活動や実生活で工夫していることを教えてください。(検討中も含む)(128文字以内)

 大変にたくさんのご回答をいただき、全てを紹介することはできないため、主要なキーワードとその出現回数を確認します。(AIツールにて主要なキーワードの抽出と出現回数の算出を実施)


個人投資家アンケート:ガソリン・燃料の価格高騰による不安強まる。対策なにしてる?
出所:楽天DIのデータより楽天証券経済研究所作成

 出現回数が最も多かったキーワードは、投資(110回)でした。次点で、節約(87回)、車(84回)、控える(57回)、ガソリン(48回)、生活(45回)、ない(42回)、特に(41回)、なるべく(33回)、する(28回)などが、続きました。


 以下は、回答の一部です(できるだけ文意を変えず、一部を修正しています)。


  • 運転を控えている。運転する機会があればハイブリッド車を選ぶことにしている。(20代)
  • 積立投資は減額をしない。情勢不安による株価下落は好機と捉えている。(20代)
  • お金の無駄だけでなく、(SNSを見すぎるなど)時間の無駄を省くようになった。(30代)
  • 世の中の動向を注意深く見るようになった。
    (30代)
  • ディフェンシブ株を追加で買い増しした。(40代)
  • 極端に不安になって買いだめをしないよう、必要な物を必要な量だけ購入している。(40代)
  • クーポンなどを使い、できるだけ安く給油するようにしている。(50代)
  • 何も変えていないし、変えるつもりもない。(50代)
  • インフレヘッジを考慮した資産配分にした。(60代)
  • 長期保有と決めている銘柄は下がったときに買い増しする。(60代)

 今回は、「ガソリン・燃料の価格高騰と供給不足への不安強まる。みんなどうしている?」というテーマで行った各種質問の回答結果をまとめました。今後もさまざまなテーマを用意し、個人投資家の皆さまのお考えを伝えていきます。


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