駅によっては多くの路線が集まる東京の地下鉄。そうした駅では出入口も多く、迷うこともあるでしょう。しかし出入口をよく見ると、ある「法則」が存在。それをチェックすれば、より便利に駅を使えるかもしれません。駅出入口にある路線表示に注目 ひとつの駅に、複数路線が集まっていることも多い東京の地下鉄。駅の出入口も多く存在し、迷うこともあるでしょう。5路線が集まる大手町駅は、40以上の出入口があります。 ですが駅出入口をよく見ると、そこからどの路線が近いのか、分かる方法があります。 駅出入口に掲示された、その駅を通る路線のマークと名前。東京メトロによると、基本的にその出入口から近い路線(改札口が近い路線)ほど左側に表示しているとのこと。東京の地下鉄駅出入口にある路線マーク 実は「改札が近い路線順...の画像はこちら >>5路線が通っている大手町駅のC12出入口(2020年11月、恵 知仁撮影)。 写真の大手町駅C12出入口の場合、左側から千代田線、三田線、東西線、半蔵門線、丸ノ内線と並んでいるとおり、改札口もその順に近くなっています。 ただこの表記順について正確にいうと、東京メトロは同社が発足した2004(平成16)年以降、原則として「左側から当該出入口に近い東京メトロ線の改札口のある路線、次に他社線」の表記順にしているそうですが、それ以前に設置されたものなど、このルールに当てはまらないものもあるようです。 また、その出入口からの距離が同等の場合は、開業時期が古い路線を左側にしているといいます。 改札口やホームが地下にあり、地上からは位置関係が把握しづらい地下鉄。このことを知っていると、より便利に使えるかもしれません。