300馬力突破！トヨタ「進化型GRヤリス」に「試乗楽しみ」「カッコいい」期待の声 “MTと同等に戦えるAT”追加で4月発売

TOYOTA GAZOO Racingが、スポーツカーの進化型「GRヤリス」を発売します。特別仕様車2種の受付を開始 TOYOTA GAZOO Racing（TGR）は2024年3月21日、スポーツカー「GRヤリス」の“進化版”を4月8日に発売すると発表。あわせて特別仕様車の申し込み受付を開始しました。300馬力突破！ トヨタ「進化型GRヤリス」に「試乗楽しみ」...の画像はこちら &gt;&gt;進化型「GRヤリス」（画像：トヨタ）。 GRヤリスは2020年9月にデビューした3ドアハッチバックのスポーツカーです。 今回の進化版は「幅広いドライバーがスポーツ走行を楽しめ、レースでMTと同等に戦えるAT」を目指して開発した8速ATの「GAZOO Racing Direct Automatic Transmission（GR-DAT）」を追加設定。 また、ドライビングポジションを見直すとともに、操作パネルやディスプレイをドライバー側へ15度傾けて設置したほか、ハーネスで体を座席に固定した状態でも使いやすいスイッチ配置とするなど、視認性と操作性を向上させています。 外装は、フロントロアグリルに薄型・軽量化と強度を両立するスチールメッシュ、バンパーロアサイドに分割構造を新たに採用し、レース時に損傷した際の復元・交換作業を容易にしています。 サイドロアグリルは開口部を大きくして冷却性能を確保し、バンパーサイドにアウトレットを設けることで、サブラジエーターやATFクーラーの熱を効果的に排出する構造としました。 リアは、ロアガーニッシュ下端に設けた開口部から床下からの空気を抜くことで、空気抵抗を下げるとともにマフラーの熱を排出しています。 シャシは、ボディとショックアブソーバーを締結するボルトを1本から3本に増やし、ステアリング操作に対する車両挙動の応答性を高めています。 ボディは、スポット溶接打点数を約13％、構造用接着剤の塗布部位を約24％それぞれ増やすことで剛性を高め、操縦安定性と乗り心地を向上させています。 サイズは全長3995mm×全幅1805mm×全高1455mm、ホイールベースは2560mmです。 パワートレインは、引き続き1.6リッター3気筒エンジンですが、出力を272PSから304PSに、トルクを370Nmから400Nmにそれぞれ向上しました。 標準モデルの価格（消費税込み）は、448万円から533万円です。 SNSでは早速、「欲しいなあ…」「お金があれば欲しい」「試乗が楽しみ」「めっちゃカッコいいぞ」など、期待の声が集まっています。また、「せめて普通に購入できるようにしてほしい」と、抽選販売を残念に思う人もいました。 なお、同じ3月21日には、特別仕様車「GRヤリス RZ“High performance・Sebastien Ogier Edition」（オジエエディション）と、「GRヤリス RZ“High performance・Kalle Rovanpera Edition」（ロバンペラエディション）の申し込み受付が始まりました。 オジエエディションは「マットステルスグレー」の専用色、ロバンペラエディションは「三色塗装」を採用。また、両モデルにはセバスチャン・オジエ選手、カッレ・ロバンペラ選手のそれぞれの好みに合わせた走りを実現する専用の四輪制御モードを搭載しています。 それぞれ100台限定。価格（消費税込み）は各845万円です。3月31日までGRガレージ店頭で申し込みを受け付け、4月18日に当選が連絡されます。