(株)ヨギー(目黒区)は8月1日、東京地裁より破産始決定を受けた。申請代理人は粟澤方智弁護士(粟澤・山本法律事務所、千代田区飯田橋2-1-5)。
破産管財人には関端広輝弁護士(アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業、千代田区大手町1-1-1)が選任された。
負債総額は約6億2000万円で、ヨガスタジオの負債額では過去最大となる。
ヨガ・ピラティス教室の「スタジオ・ヨギー」の運営を手掛け、都内を中心に20店舗以上を展開。このほか、独自資格によるヨガインストラクターの育成事業なども手掛け、ピーク時の2018年12月期には売上高19億3942万円をあげていた。
しかし、過去の積極的な出店攻勢から収益が追い付かない状況が続くなか、新型コロナウイルス感染拡大の影響や競合激化などから、業績が急激に悪化。社会保険料や税金などの滞納が膨らんだほか、近年は不採算店舗の閉鎖で店舗数が減少していた。スポンサー探索も進めたが、7月末の決済が不能となり、今回の措置となった。
なお、破産管財人への問い合わせ専用E-mailアドレスを開設している。yoggy_info@amt-law.com
※(株)ヨギー(TSRコード:296531677、法人番号:1013201016952、目黒区目黒1-26-1、設立2004(平成16)年2月、資本金1000万円)
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