8月13日、アッシュ・ペー・フランス(株)(TSRコード:293135924)は、「設立40周年記念パーティー」を開催した。全国の従業員や昨年8月に親会社となった(株)Brighten Japan(TSRコード: 697379558)の関係者らが集まった。
冒頭、6月1日付で代表取締役社長に就任した富髙健一郎氏が「40周年を迎えることができて嬉しい。これからのアッシュ・ペー・フランスに期待して欲しい」と挨拶した。
挨拶する富髙社長
その後、Brighten Japanの代表取締役・澤田渉氏が登壇し、「皆さんと一体だと思っている。昨年から始まった新たなチャレンジを機に喜ばしい日を迎えることができて嬉しい」と述べた。会に参加したEC部門のスタッフは、「Brightenの方も店舗に立ってくれている。これまで(ファイナンサ―で)そういう方はいなかったのでとても新鮮だった」と1年間を振り返った。
イベント中盤には、LiLiCo氏が登場。「映画の登場人物の個性的なファッションを見るのが好き。これからも自分の個性を大切にしていきたい。今日はみなさんの素敵な装いを見ることができてハッピーな気分になりました」と述べ、会場を沸かせた。
その後、参加者によるファッションコンテストも開催された。会のドレスコードである「赤・ピンク」を取り入れた衣装のなかでも、ひときわ印象的なコーディネートの参加者に記念品が贈られた。
会場で富髙社長が東京商工リサーチのインタビューに応じ、「会社更生手続きが2024年9月に終結した。変わらないところ、変わっていかなければいけないところを見極めたい。モノの後ろにある価値観やストーリーをお届けするのがアッシュ・ペー・フランスの理念で、これは変わらない。一方、ビジネスとして利益が取れる部分をしっかり改革する。この2つを両立したい」と力強く語った。
会場は最後まで活気に満ち、温かい雰囲気の中で幕を閉じた。節目の40周年は、再生から新たな成長へと踏み出す同社を象徴する一日となった。

LiLiCo氏(左)とコンテスト受賞者
(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2025年8月25日号掲載予定「WeeklyTopics」を再編集)