(株)SPACE WALKER(東京都港区、登記上:南相馬市)は2月12日、東京地裁より破産開始決定を受けた。
 申請代理人には春山俊英弁護士(HAL法律事務所、港区赤坂5-2-33)。


 負債総額は19億5415万円(2025年6月期決算時点)。

 再使用が可能な有翼ロケットや炭素繊維製タンクの開発などを目的に設立され、大学や大手重工業の技術者などと共同研究を続けてきた。新株予約権やシードラウンド、および補助金にて資金調達を実現し、福島県南相馬市、千葉県野田市、長崎県平戸市に開発拠点を設置するなど開発ピッチを高めていた。しかし、2024年9月に発表された文部科学省の補助事業から外れたことで資金調達が難航。2025年6月期は売上高5246万円に対して、16億2235万円の赤字を計上し、債務超過が拡大していた。
 こうしたなか、同年8月に新経営体制を発表し、「これまでの宇宙開発技術を活用したコンポーネント製品の開発と事業化を加速していく」と公表していた。ロケット本体の開発から撤退し部品開発に集中する方針に転換。人員削減を進めるなど業容を縮小していたが、資金繰りが限界に達し、今回の措置となった。

※(株)SPACE WALKER(TSRコード:026837943、法人番号:2010401135813、港区新橋3-16-12、登記上:南相馬市原町区萱浜字北谷地311、設立2017(平成29)年12月、資本金3000万円)

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