(株)バンザン(新宿区)は2月16日、東京地裁より破産開始決定を受けた。申請代理人は松永崇弁護士(弁護士法人大江橋法律事務所東京事務所)。

破産管財人には内藤滋弁護士(はぜのき法律事務所、破産管財人ホームページ:http://www.naitolaw.jp/)が選任されている。
 負債総額は約14億2100万円。債権者は生徒約1800名を含めて3000名を超える可能性がある。

 オンライン家庭教師サービス「メガスタ」、訪問型家庭教師「一橋セイシン会」の運営などの教育事業を手がけ、近年は増収傾向で2025年1月期には売上高約35億円をあげていた。2025年9月には、通信制高校に通う高校生の難関大学進学をサポートする「メガスタディ名門高等学院」を2026年4月に新設することを発表していた。
 しかし、初期投資や広告宣伝費が重く、資金繰りは悪化。2025年にはオンライン教育などのツールを開発する企業から利用代金支払をめぐって訴訟を提起されるなど、トラブルも表面化し、2026年2月上旬には当社の家庭教師事業に従事する複数の講師がSNS上で指導報酬の未払を訴える事態となっていた。
 2月12日、東京商工リサーチの取材に対して未払を認めた上で「2月13日に未払分の支払が完了する予定」とコメントしていたが、資金繰りが限界に達し今回の措置となった。

※(株)バンザン(TSRコード:293197873、法人番号:6011001072798、新宿区西新宿6-8-1、設立1995(平成7)年12月6日、資本金9996万8750円)

編集部おすすめ