ビクトリックス(株)(港区)は2月25日に事業停止し、破産手続きを岡山大輔弁護士(弁護士法人カイロス総合法律事務所、千代田区平河町1-1-1)に一任した。
 負債総額は約1億円。

 

 麻布十番や恵比寿を拠点に、飲食店を多数運営していた。居酒屋「十番右京」やナチュラルワインスタンド「百彩右京」、バー「歌京」など、個性の異なる複数の店舗を手掛け、一定の知名度を有していた。「十番右京」は、トリュフたまごかけご飯など高級食材を惜しみなく使用したメニューで人気を集め、「百彩右京」ではナチュールワインを中心に据え、幅広いシーンで利用されてきた。

 しかし、「新型コロナウイルス」感染拡大をきっかけに経営する飲食店の客足が遠のき、売上が減少。コロナ融資で資金繰りを維持したが、コロナ禍収束後も業況の兆しは見られなかった。こうしたなか、2026年2月25日、各店舗の店頭に同日をもって閉店する旨の張り紙が掲示され、動向が注目されていた。

 なお、関連のイートリックス(株)(渋谷区)は近年稼働していなかったが、ビクトリックスとともに破産申請の準備に入っている。負債は現在調査中。

※ビクトリックス(株)(TSRコード:298711613、法人番号:5010401094214、港区麻布十番2-6-3、設立2011(平成23)年6月14日、資本金500万円)

※イートリックス(株)(TSRコード:025769596、法人番号:8011001118483、渋谷区恵比寿1-26-13、設立2017(平成29)年9月21日、資本金300万円)

編集部おすすめ