斎藤工が主演するドラマ「誘拐の日」(テレビ朝日系)の最終話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)
妻・新庄汐里(安達祐実)の通報により、泣き叫ぶ七瀬凛(永尾柚乃)と引き裂かれ、県警捜査一課に逮捕されてしまった新庄政宗(斎藤)。
しかし、凛は山崎忠(深澤辰哉)の支援のもと、病院副理事長・七瀬富雄(長谷川初範)と県警刑事部長・辰岡泰明(徳重聡)の不正を暴くという起死回生の一手を打ち、辰岡は失脚。代わりに須之内が捜査の指揮官として復帰することに。須之内は凛を捜査アドバイザーに迎え、一か八かの賭けに出る決意を固めて…!?
その頃、汐里は“次世代知能開発プロジェクト”のデータが収納されたペンダントと引き換えに、ケビン福住(鈴木浩介)から10億円をせしめ、国外逃亡しようとしていた。
そんな汐里を“ある場所”に呼び出した凛。30年前と現在、“次世代知能開発プロジェクト”の被験者だった2人が、ついに時を超えて直接対決することに…。
最終話では、凛の両親殺害事件の真相や真犯人の動機が明らかになったほか、次世代知能開発プロジェクトの組成表がペンダントには収納されておらず、その在りかは不明な状態に。
終盤では、凛らが七瀬家で片付けをする中、七瀬栄作が残した『真の医道は善き心に宿る』という言葉が書かれた掛け軸を目にし、政宗を連想する。同じ頃、政宗は刑務所の中で何かを思い出し、一心不乱に壁に謎の数式を書き続けるのだった。
放送終了後、SNS上には、「うわー。最後ゾクゾクした。1番ポンコツだと思っていた政宗がまさかの…」「『善き心』→『政宗』=『政宗の頭の中』と、皆気付いたんだね。
また、政宗の最後の様子から「知能や記憶を取り戻した今、それでも善の心を持ち続けることができるかという壮大な人体実験を実はしている説もある」「政宗、記憶を思い出したのは良いけれど、変な方向へ行かないといいな」「ラストに実験を思い出して、人格が変わったのかな? マヌケで優しい政宗に戻って」といった声も集まった。
このほか、「安達祐実と柚乃ちゃんが素晴らし過ぎた」「山崎忠役の深澤辰哉くんが当たり役だった」などのコメントも寄せられた。