日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系)の第8話(最終話)が、7日に放送された。

 本作は、松本潤がキャリア30年目で初の医師役に挑戦! 病気を診るだけでなく、心や生活背景を基に患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる19番目の新領域・総合診療医を描く新たなヒューマン医療エンターテインメント。

(*以下、ネタバレあり)

 徳重(松本)は赤池(田中泯)を魚虎総合病院に緊急搬送する。心臓血管外科の名医・茶屋坂(ファーストサマーウイカ)のオペが必要との判断からだ。

 その後、赤池のある決意により、徳重も滝野(小芝風花)も赤池から話を聞くことができなくなってしまう。患者の話を聞けない総合診療科に、一体何ができるのか。総合診療科の存続を左右する次期院長選も翌週に迫り、それぞれが総合診療の意義を考える。

 放送終了後、SNS上には、「優しいドラマだった」「今までの日曜劇場とは少し違う、派手さはないけどすてきな作品に出会えてうれしかった」「松本潤演じる徳重先生の患者への真摯(しんし)な姿勢は、心の処方箋のように温かい。現代に必要な医療とはこれだと共感した」「徳重先生みたいな医師が増えることを願っている」「最後のせりふは絶対に“あの言葉”だと思っていた」などのコメントが上がった。

 また、「各話の患者役のゲスト俳優が再登場して、その後までしっかりと描かれていた。そこがほかの医療ドラマと違った」「田中泯さんと松本潤さんの二人芝居が圧巻。ファーストサマーウイカさんと新田真剣佑さんが最後までかっこ良かった」「小芝風花さんの懐の深い芝居が存分に見られた素晴らしい作品。また滝野みずき先生に会える日を楽しみにしている」などの声もあった。

 そのほか、「清水尋也は見事に存在が消えていて、それでいて不自然でなく、編集技術のすごさにうなった」「清水尋也、全カットだったのに全く違和感なくてすごい」「消しゴムマジック的な編集」といったコメントもあった。

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