「しあわせな結婚」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、11日に放送された。
本作は、妻が抱える“大きな秘密”を知った時、夫は彼女を愛し続けることができるのか? 脚本・大石静、主演・阿部サダヲと松たか子による、夫婦の愛を問うマリッジ・サスペンス。
15年前、布勢(玉置玲央)を殺した真犯人・レオ(板垣李光人)の出頭に付き添い、警察に行った幸太郎(阿部)に、ネルラ(松)は、何があってもレオを守り抜くことが“家族の真実”で、“法律的な真実”とは違うと語り、涙ながらに離婚を切り出す。
2人は離婚し、考(岡部たかし)の裁判も終わり、家族がそれぞれ新たな道を模索しながら暮らしていたある日、幸太郎のもとに慌てた様子の寛(段田安則)から、ネルラが姿を消したと連絡が入る。幸太郎は、刑事の黒川(杉野遥亮)に連絡し、ネルラの足跡をたどるが…。
放送終了後、SNS上には、「結局はサスペンスを交えた夫婦と家族愛の物語だった。満足」「案外あっさりしたドラマだったと思えるのは幸太郎がネルラを真っすぐに迎え入れたからだと思う。本当の優しさとはがテーマのドラマだったのかな」「大石静さんが描きたかったのは、原田幸太郎というフィルターを通して見えるネルラという女性であり妻だったのだと思う」などのコメントが上がった。
また、「そこが狙いでもあるんだろうけど、終始モゾモゾするドラマだった」「メールの復元もはさみを持ったままのハグも怖過ぎた」「このドラマは、何が本物で何が偽物なのかという贋作(がんさく)がキーワードだったんだな」「ちょっと海外ドラマみたいな雰囲気があった。日本ではあまり見ないタイプのドラマだったかも」などの声もあった。
そのほか、「『幸太郎さんが粘り強くて本当によかった』。ネルラのこの一言で納得できる終わり方になった」「幸太郎さんの『離婚したくなったらまた離婚したらいい。また追いかけて結婚してって言うから』というプロポーズの言葉と『君は股関節の女だろ』の一言がとてもよかった」「ネルラのどこがいいんだろうと思ったけど、男はミステリアスな女が好きなんだよね」といったコメントもあった。