磯村勇斗が主演するドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、15日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)

 希望する大学への推薦が決まった斎藤(南琴奈)が学校を休んでいると知った鷹野(日高由起刀)は、心配になり斎藤に連絡するが、応答がない。

 同じ頃、健治(磯村)は山田(平岩紙)から、教師の負担は増える一方なのに、学校は改善するどころか賞与を減額しようとしていると相談を受けていた。そこで、待遇改善のために組合を通して学校側と労使交渉するようアドバイスするが、これが再び尾碕(稲垣吾郎)の怒りを買うことになり、尾碕は健治を解雇すると言い出す。

 するとそこへ、斎藤が大麻所持の容疑で警察に逮捕されたという、信じがたい知らせが飛び込んでくる。

 少年鑑別所で観護措置を受け、家庭裁判所での審判を控える斎藤は、幼なじみの冬馬(本島純政)から預かったものを代理で女子中学生に渡したものの、中身が大麻だとは知らなかったと主張。

 担任の山田や健治は斎藤の言葉を信じるが、学校としてできることはなく、斎藤の母が選任した弁護士に任せるしかない。久留島(市川実和子)は利益相反になるため、健治に斎藤の付添人弁護士になりたいなどと言い出さないよう、くぎを刺す。

 健治は斎藤に話を聞くため、少年鑑別所へ。斎藤の家族や鷹野から、斎藤の弁護をお願いされた健治は、自らの決意を固めて…。
 
 第10話では、健治がスクールロイヤーを辞めて斎藤の付添人弁護士となり、斎藤を不処分へと導くのだった。

 放送終了後、SNS上には、「健治は大切なものを手放して、人ひとりの人生を救った。すごいことだ」「白鳥先生の優しくて強くて、うそのない言葉は信頼できてうれしくなる。斎藤さん、良かった」「信じられないくらい大号泣…。

斎藤さんの手紙に泣いた」「本当に面白い。人と人が分かりあうには対話が大切だ」などの感想が投稿された。

 また、本作が次回で最終回を迎えることから、「残すは理事長と健治、健治とお父さんの確執、あとは恋愛模様から目が離せない。ほっこりするラストになるといいな」「磯村くんの演技の上手さに震える。来週最終回は寂しい」「星空を眺めるように美しい時間を過ごせるドラマ。もう1話あって本当にうれしい」といった声が寄せられた。

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