木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の最終話が、18日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)

 さまざまな困難を乗り越え、互いの側にいることを選んだ小川愛実(木村)とカヲル(ラウール)。

カヲルは愛実のサポートを受けて専門学校への入学を目指していた。

 佐倉栄太(味方良介)は、3年葵組の生徒に愛実が退職したことを伝える。動揺する生徒たち。数日後、愛実は生徒たちと対面する。

 入学試験に向けて真剣に取り組むカヲルをねぎらう愛実。以前“お別れ遠足”で行った三浦海岸の花火大会が数年振りに復活すると知った愛実は、食堂に忘れてきた日傘を花火大会の日に2人で取りに行かないかと提案する。

 そして、専門学校の入学試験の日がやってきた。10代の若者に囲まれて試験を受けるカヲルは、学力試験、作文、面接と一生懸命に取り組んでいく…。

 しかし、入学試験の結果は不合格に。カヲルは自暴自棄になり、愛実との関係を終わらせると言い出す。距離を置き、悲しみに暮れる愛実とカヲル。

 ラストでは、愛実が三浦海岸の食堂へ、忘れ物の日傘を取りに行くと、店員にカヲルから預かったという手紙を渡される。

手紙には愛実への思いがつづられ、「だから、俺、」と“読点”で終わっていた。

 その後、海岸で愛実とカヲルは再会。カヲルは手紙が“読点”で終わっている理由を「終われなくてさ」と伝える。さらに、愛実に手紙で「愛」という字を間違えていたことを指摘されたカヲルは、砂浜に何度も「愛」と書いて練習。愛実が「合格!」と喜ぶと、2人はキスをするのだった。

 放送終了後、SNS上には、「完璧な脚本。みんなが愛を学んだラスト、すてき過ぎる」「文字の『、』に意味があるなんて、無言の以心伝心のよう。カヲル、やるなあ」「愛実先生はカヲルが誰かに愛された記憶が残るように、精いっぱい彼を愛するのね、泣ける」「砂浜に書いたたくさんの『愛』に囲まれたキスシーンは、泣きながら拍手した」などの感想が投稿された。

 このほか、「最後に愛実の父が3人分のうどんを作るのは、愛実とカヲルが食べに来るからだよね?」「愛実パパの家事力向上に期待」「川原なにがしは最後まで面白いやつだった。なにがしに幸あれ」といった声も寄せられた。

 ドラマはTVer、FODで見逃し配信中。

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