奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)
本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。
頼まれ仕事ではなく、自分主導で記事を作りたいと悩んでいた日向子は、インタビュー企画を立てようと椿(佐藤友祐)や阿久津(大倉空人)に助言を求めていた。だが、どんなに頭をひねってもインパクトの弱いネタしか浮かばず、日向子は途方に暮れるばかり。
そんな中、日向子は以前いたPR誌編集部でインタビューをした舞台俳優・末永孝介(岩戸秀年)についての聞き込みをすることに。末永が出演予定だった舞台を急きょ降板したという理由を探るべく日向子は早速動き出す。
末永はパワハラやセクハラの疑惑が絶えず、今回も何か不祥事があったのではと、末永が通っていた美容室を訪れ、客のふりをして店に潜入。頃合いを見計らい末永の話を切り出すも、途端に美容師から辛らつな言葉をぶつけられ追い返されてしまう。しかし諦めず、日向子はその足で末永が行きつけにしていた居酒屋へと向かい聞き込みを続けると、意外な事実が分かり…。
放送終了後、SNS上には、日向子が取材先の美容師に追い返されるシーンに反響が集まり、「『人の不幸に群がって悪いところだけを暴き立てるんでしょ。誰かどう傷つくか考えもしないんだ』という言葉が刺さった」「正論で苦しい。でも、自分の仕事を全面的に否定されたらつらい」「取材先に『人の不幸を面白おかしく書き立てて、恥ずかしいと思わないのか』と罵倒されても、その場でションボリするくらいで、すぐ次の仕事に向かうところが、さすが文春。面白い」などの感想が投稿された。
このほか、「日向子の記者魂にグッときた。記事を書くことは、心で向き合うことなんだね」「スキャンダルの影にある人間模様がリアルでよかった。見終わった後に心がざわついた」「誰もが悪者じゃない、そんな描き方が心に染みた。正義とは何だろうと考えさせられた」といった声も寄せされた。

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