「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第6話が、25日に放送された。

 本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。

脚本は野木亜紀子氏。

 文太(大泉)らBit5の前に現れた敵の正体は、市松(北村匠海)、そして桜介(ディーン・フジオカ)の息子・紫苑(新原泰佑)、謎の女・久条(向里祐香)だった。

 彼らも“ちょっとだけエスパー”であり、文太たちのミッションのせいで「1000万人が死ぬ」と糾弾する。「ノナマーレ」の社長・兆(岡田将生)からは「ミッションで1万人を救ってください」と言われていただけに、何を信じればよいか、文太たちは動揺する。

 一方、四季(宮﨑あおい)がEカプセルを飲んで「吹っ飛ばし系エスパー」になってしまったことを知った兆は、直接、四季をノナマーレに呼び出す。

 放送終了後、SNS上には、「前半のイライラするぐらいの緩い展開が伏線になっている。本当に見事な脚本」「われわれはまだ物語のミスリードに流されているのかもしれない。早く真相を知りたいような、もっと流されていたいような…。ああ楽しい」「コメディーの中にちょっとSF的な要素もある感じなのかと思っていたら、ガッツリSFに突入してびっくりした」などのコメントが上がった。

 また、「何か重い話になってきた。なるほど未来で起こったことが関係してくる物語なんだね。立場によって変えたい未来が違うのかな」「えらい大きな話になってきたな。

まるで『ターミネーター』だ。2055年の兆と市松はどちらが地球を救う側なんだろ」などの声もあった。

 そのほか、「四季の『ぶんちゃん(文太)がぶんちゃん(記憶の中の夫)じゃないの』は切なかった」「来週は四季の記憶が戻るみたいな予告だった。文ちゃんとの明るく楽しい会話がもっと見たかった」「『何ですか未来人って!』って文ちゃん=大泉洋のボヤきが聞こえてくるようだ」「全然似ていないのに大泉洋と岡田将生がオーバーラップして見える」といったコメントもあった。

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