なにわ男子の大西流星と、timeleszの原嘉孝がW主演する「東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ 横浜ネイバーズ Season1」が、2026年1月から放送される。

 本作は、令和版『池袋ウエストゲートパーク』として注目を集める岩井圭也氏の小説『横浜ネイバーズ』を映像化。

横浜中華街を舞台に、事故で父親を亡くし、心に深い影を背負った青年・小柳龍一(通称・ロン/大西)と、彼を見守り続けてきた幼なじみの刑事・岩清水欽太(通称・欽ちゃん/原)、ロンの幼なじみの菊地妃奈子(通称・ヒナ/平祐奈)を含む仲間たち“ネイバーズ”が、現代社会を象徴する事件や問題に立ち向かうヒューマンミステリー。本作のヒロイン・ヒナ役を演じる平が、撮影現場の雰囲気や大西と原の印象、物語の見どころなどを語ってくれた。

-平さんが演じるヒナは、SNSによる情報収集能力とネット検索技術が高い22歳のひきこもりで、物語のキーパーソンとして活躍する役柄です。最初に台本を読んだときは、どのような印象を持ちましたか。

 事件を解決していくストーリーがコミカルに描かれていて面白いなと思いましたし、私はこういう役がやってみたかったと強く思いました。ヒナには誰にも言えない秘密があって、徐々にその秘密が明かされていくのですが、台本を読んでいる時点で涙が止まらなくて…。ヒナが経験してきたことに対して自分もつらくなりましたし、こういう人間味のある役がやりたかったと思いました。

-そんなヒナ役を演じるうえで意識していることはありますか。

 ヒナは重い経験やつらいことなど、いろいろなことを抱えている子なので、彼女の感情のアップダウンや心境の変化をどうするべきかなと人生背景を深く考えました。3話と4話でヒナが過去を振り返りながら感情的になるシーンがあって、ヒナの秘密が明かされていくので、そこは注目して見てほしいなと思います。

-大西さんや原さん達との撮影現場の雰囲気を教えてください。

 現場は明るく和気あいあいとしていて、作品タイトルの「横浜ネイバーズ」のようないい雰囲気です。

横浜中華街での撮影や食事を囲むシーンが多くあり、中華料理の円卓を回しながら過ごしていると、さらに心のつながりが持てる感覚があって、楽しく撮影が進んでいます。

-そんな円卓を囲む中で、話題に上がった印象的なトピックはありますか。

 ネイバーズのメンバーがそろっているシーンの撮影では、カットがかかるまでアドリブで大西さんと原さんがボケたり突っ込んだりしていて楽しいです。ある時、虫が寄って来てしまったことがあって、大西さんはうわーっ! と言ってよけていたのですが、原さんは急に虫を威嚇し始めて…(笑)。虫に対して1点で見つめて真剣なまなざしで「お前は何をしに来たんだ」と向き合っていたので、そういう姿を見て、みんなでケラケラと笑ったりしています。

-原さんと大西さんとは初共演になりますが、お2人の印象を教えてください。

 大西さんは最初にお会いしたときから、ヒナの幼なじみのロンちゃんにぴったりだと思いました。ヒナにとってロンちゃんは、いつでも味方でいてくれて信頼できる存在なのですが、撮影する中で本物の幼なじみのように、ロンちゃんとヒナとして会話ができている感覚があります。そういう空気感を出してくださる大西さんはすごいなと思いますし、ありがたいです。大西さんご自身はチャーミングな印象があったのですが、実はツッコミが鋭かったり、キレがある喋り方をするので、そのギャップが面白いなと思います。原さんは真面目で洞察力がすごい方だと思います。1シーン1シーンのつながりを見てくださっていて、食事を囲むシーンで「さっきはお箸がここにあったね」など細かいところまで気付いてくださっていて、すごいなと思っています。

-横浜が舞台になっている作品ですが、平さんは横浜に思い出はありますか。

 横浜は母が中学生の頃に住んでいた場所で、私が幼い頃は祖母も住んでいたので、家族で横浜や中華街によく行っていました。横浜で撮影していると小さい頃を思い出したり、行ったことがあるお店を見つけたりすることもあって、うれしいです。

-本作はネイバーズの仲間たちが共に事件に立ち向かう物語ですが、平さんが考える理想の仲間の条件はありますか。

 お互いに興味を持てるか、一緒にいる時間が刺激的だと感じられるかが大切だと思います。それぞれが個性を持っていて、その人自身の生き方や人生観に対して面白いなと感じたら、また会いたいと思うので、“一緒に高め合える存在”が理想だと思います。

-ヒナはネット技術や情報収集力が高い役柄ですが、平さん自身が自分は「〇〇能力」がすごいと言えることは?

 両親が鹿児島県の島出身で、その島の方言が外国語のように難しいのですが、私はなぜか生まれた時から、その方言を聞き取ることができます。祖母や両親は子どもに聞かせたくない会話を方言で話すのですが、姉や兄は分からないのに私だけが全部聞き取れてしまうので「どうして分かるの?」「不思議だね」と家族に小さい頃から言われていて…。これが英語だったらよかったなと思います(笑)。

-最後にドラマを楽しみにしている方にメッセージをお願いします。

 仲間の絆や人と人とのつながりの大切さが描かれている作品です。ロンちゃん、欽ちゃん、ネイバーズの仲間という若者たちのお話ではあるのですが、人生の先輩方も「あの頃はこうだったな」と昔を思い出しながらも見ていただけると思いますし、私たちの熱い気持ちが届いたらうれしいです。

ドラマは、2026年1月10日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系で放送(毎週土曜日23時40分放送)<全8話>。

<取材・文/小宮山あきの>

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