「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。
本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。
文太(大泉)の願いとは裏腹に、四季(宮﨑あおい)はナノレセプターを飲まずに、久条(向里祐香)から預かっていた“Eカプセル”を何粒も頬張ってしまう。
一方、ノナマーレを解雇された桜介(ディーン・フジオカ)と半蔵(宇野祥平)は生きる目的を失っていた。円寂(高畑淳子)は、残る力を使って、人生を狂わせた結城(吉田鋼太郎)に復讐(ふくしゅう)しようと彼の自宅に向かう。
市松(北村匠海)に手を引くよう持ちかけた兆(岡田将生)だったが、市松は反発、交渉は決裂した。目の前で崩壊したディシジョンツリーを見て兆は、市松、紫苑(新原泰佑)、久条に対し、ある恐ろしい計画を実行することを決意する。
放送終了後、SNS上には、「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「“ちょっとだけ”切ないけど、ポジティブな終わり方でよかった」「初めはコメディーかと思っていたら、社会派であり、壮大なラブストーリーだった」「歴史を変えてはいけないというのは誰視点なのかは目からウロコだった」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」「自分が生きていることが、ちょっとだけ誰かを救うことになったらいいね」などのコメントが上がった。
また、「『忘れてしまっても、相手が死んでも、愛は残る』というせりふを一番言いたかったんじゃないかな」「過去は変えられなくても未来は変えられる。今を愛して未来を作っていく。必要のない人なんていない。全員が主役の最高の物語だった」「生き残った4人は、これからもずっと四季ちゃんを見守っていくんだよね」などの声もあった。
そのほか、「実はクレバーで本質を突く文太がすてき」「『俺の半年は一生分だった』と言う大泉洋がカッコよかった」「このドラマのMVPは佐助」「とにかく宮崎あおいがかわいいドラマだった」「クリストファー・ノーラン成分をお茶の間に届けてくれたみたいな感じ」「藤子・F・不二雄の作品ぽいと思いながら見ていた」といったコメントもあった。

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