齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)
本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやったママ友たちへの復讐(ふくしゅう)を決意し、全身整形で25歳の別人・篠原レイコ(齊藤)に生まれ変わり、ターゲットを破滅へと追い詰めていく復讐劇。
意識不明に陥っていた圭太(日影琉叶)が目を覚ました。しかし、一部の記憶を失っており、優奈(大友花恋)が亡くなったときのことを覚えていなかった。
玲子=レイコは元気になった孫をひと目見たいと病院へ行くが、別人の姿で会えるわけもなく、離れた場所から見守ることしかできない。
そんな折、空(佐藤大空)を連れて幼稚園にやって来たレイコは、沙織(新川優愛)と再会。レイコと成瀬(白岩瑠姫)の秘密に気付いた沙織から、正体をママ友たちの前で暴露されてしまう。娘の無念を晴らすため全身整形までしたレイコを、沙織は「モンスター」と吐き捨てて糾弾。動揺のあまり言葉を失うレイコ。
圭太に会うこともかなわず、復讐の道も封じられたレイコ。その悲しみをさらに深くえぐる“信じがたい事実”が明らかになる。
ラストでは、ボスママ・沙織に追い詰められて絶望したレイコが、自分を責め「お母さんは、ずっと優奈と一緒…」と言いながら、海に身を投げようとする展開となった。
放送終了後、SNS上には、「レイコの孤独が胸に刺さった。見終わった後に、しばらくぼうぜんとした」「玲子さん、まだ娘さんのところにいかないで」「玲子は絶望するのは仕方ないけれど、1人で死のうとするのは自分勝手。
また、「人の心に土足で入り、踏みにじるボスママ・沙織の狂気に背筋がゾッとした」「悪女ママが地に堕ちるところが早く見たい。復讐に成功してほしい」「幹久は奥さんのことを全部分かっているね。最終回の復讐は幹久がキーのような気がする」といったコメントが集まった。
このほか、沙織が成瀬にアプローチをかけていることから、「ボスママが成瀬をターゲットにしていてヤバい、逃げて」「初めて成瀬を生で見た沙織の言語化が素晴らしい」「瑠姫が『毛穴一つ一つからにじみ出るキラキラオーラ』と言われているのが面白かった」といった声も投稿された。

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