『ハイキュー‼』×SVリーグ コラボ連載vol.2(19)

東京グレートベアーズ 今橋祐希 後編

(前編:東京GBの今橋祐希が語るイップスに悩んだ日々 再びバレーを「楽しむ」きっかけになった父との電話>>)

【ハイキュー‼×SVリーグ】今橋祐希がセッターとして共感する...の画像はこちら >>

 現役のSVリーガーに、バレーボール漫画『ハイキュー‼』を語ってもらうコラボ連載。選手たちが選ぶベストメンバー、共感したシーン、ベストゲームとは?

<SVリーガーが語る『ハイキュー‼』>

Q1、監督目線で『ハイキュー‼』のベストメンバーを選ぶなら?

【オポジット】

牛島若利(白鳥沢学園高校)

【アウトサイドヒッター】

木兎光太郎(梟谷学園高校)、ブラジルから帰ってきたあとの日向翔陽(烏野高校)

【ミドルブロッカー】

昼神幸郎(鴎台高校)、灰羽リエーフ(音駒高校)

【セッター】

宮侑(稲荷崎高校)

【リベロ】

夜久衛輔(音駒高校)

「ウシワカ(牛島)は、ボコボコとスパイクを打ってくれそうですね。

僕は、東京グレートベアーズでは日本人オポと組んだことがないんですが、彼のような選手とやってみたいです。宮浦選手に似ていますね。モデルにしたんじゃないかっていうくらいに(笑)。

 楽しいチームを作りたいので、サイドは木兎。セッターから見てもすごくいいスパイカーです。もうひとりは、ブラジル帰りの日向。パスもディフェンスもできるし、何でもできるようになったので。

 ミドルは昼神ですかね。中学時代、星海(光来)に『バレー あんま好きじゃないや』と洩らした時に、『じゃあ やめればいいんじゃね? 別に死なねぇ』と言われて視界が開けるところは、自分にも重なりました。そこまで追いつめられるなら、やめたほうがいいなって。リエーフは、昼神とのバランスを考えて。

 セッターは宮侑。

一番好きなキャラです。影山(飛雄)も好きですけど、侑だったらウシワカにもガンガン喋りかけて信頼関係を作れそう。リベロは夜久。ディグやレセプションの精度が高いし、リエーフとの相性もよさそう。テンション的には西谷(夕)もいいけど、楽しませる担当は宮侑で!」

Q2、教訓となった、共感した場面や言葉は?

「宮侑が好きな理由は、『アンダーは腕2本 オーバーは指10本 よりいっぱいのモンで支えたんねん』っていう考え方です。オーバーハンドにこだわりますが、そのほうがスパイカーが助かるのは間違いない。正直なところ、時にはアンダーでいいですけどね(笑)。高校生ながら、そこを理解してプレーしていることに感動しました」

Q3、作中の個人的ベストゲームと、その理由は?

春高バレーでの烏野高校vs音駒高校

「影山が日向にオープントスを上げる場面がありますよね? セッターとしては、その選択はしづらいんです。ミドルにハイボールを上げるのはリスクがあるので。相手のブロックが真ん中に集まるし、打つコースは広いけど、止められた時にボールがコート外に出ることも少ない。それでも、スパイカーのためにリスクがある選択をするって、すごいなと思います」

【プロフィール】

今橋祐希(いまはし・ゆうき)

所属:東京グレートベアーズ

2000年12月25日生まれ、福岡県出身。182cm・セッター。

小学校でバレーを始め、中学時代にはJOC(ジュニアオリンピックカップ)に出場する代表メンバーに選ばれた。九州産業大学付属九州産業高校を経て、青山学院大学に進学。2022年の関東大学秋季リーグ2部で準優勝に貢献し、自身はセッター賞を受賞した。卒業後の2023年に東京グレートベアーズに入団。2025年には日本代表に初選出された。

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