角田裕毅2021~2025ベストレース10(中編)
◆角田裕毅ベストレース・前編>>「怖いもの知らず」の1年目はデビュー戦9位
2021年に日本人F1ドライバー史上最年少の20歳でアルファタウリからデビューした角田裕毅。小林可夢偉以来、7年ぶりの日本人F1ドライバーにメディアは大いに湧き立った。
2000年代生まれの日本人ドライバーとして、新たな歴史を刻み続けた5シーズン。荒削りなドライビングを武器に攻めまくる若手時代を経て、緻密なレース戦略を完遂する成熟したプロフェッショナルへと変貌を遂げた。
F1界を駆け抜けた2021年~2025年をあらためて振り返り、記憶に強く残った角田のベストレースを10個ピックアップした。
(4)2022年@第18戦・日本GPコロナ禍で中断していた日本GPが3年ぶりに復活した。角田裕毅にとっては、もちろん初めての母国凱旋GPとなる。
鈴鹿サーキットで大観衆の声援を受けるのも初めてなら、ファンのために自分が中心となって走るのも初めて。F1全体を背負って走るという貴重な体験をすることになった。
それは、これまでに経験したことのない大きなプレッシャーだ。そんななかで、予選はブレーキの左右温度スプリットの問題に悩まされて13位。決勝は豪雨に見舞われて赤旗中断を挟み、3時間ルールが適用されて28周で終了となった。
好スタートで9位にポジションを上げた角田は、インターミディエイトタイヤのペースが振るわず11位に後退。フレッシュタイヤに履き替えてなんとか入賞の可能性に賭け、3台を抜いたものの13位に終わった。
それでも、このレース週末が角田をレーシングドライバーとしても人間としても大きく成長させたことは間違いなかった。F1デビューから、ややもすれば幼稚なところがよくも悪くも残っていた角田が、自分のために走るだけでなく人のために走ることを知り、責任感というものを身につけたのは、彼の人生にとって大きな転機だったはずだ。
「完走をして、いくつかいいオーバーテイクを見せられたので、そこはよかったかなと思います。でも、ポイント獲得で終えることができなかったのは本当に残念です。あれだけの応援をもらったからこそ、そのぶん悔しさが増します。
あんなに大勢のお客さんに囲まれて、あんなに歓声が上がる体験は人生で一度もなかったので、本当にみなさんのおかげで楽しむことができましたし、感謝しています。みなさんにも少しでも楽しんでもらえるよう、自分らしいアグレッシブな攻めの走りは貫き通せたかなと思います」
(5)2023年@第23戦アブダビGP
F1参戦3年目は、ルーキーながらF2やWEC、フォーミュラE、メルセデスAMGのテストドライバーとして経験豊富なニック・デ・フリースをチームメイトに迎えた。角田にとって正念場のシーズンとなることは、開幕前から明らかだった。
まだまだ未熟な角田に対し、デ・フリースがチームを牽引していくだろうと誰もが思っていた。そんななか、角田は見違えるように鍛え上げた肉体で開幕前テストに臨み、チームへの技術フィードバックを率先してマシン開発のペースを握り、チームリーダーとしての存在感を強めていった。
開幕から常に中団グループ上位を争う走りを見せ、開幕から5戦はマシンの実力を上回る10位・11位でフィニッシュしてみせた。だが、シーズン中盤戦に大きなタマをまとめて投入するというマシン開発方針が失敗。
デ・フリースの抜けた後任は、経験豊富なベテランのダニエル・リカルド。しかし復帰後すぐ負傷してしまい、その代役として今度はリアム・ローソンがシートへ。角田にとっては、次々と自分の力を試される局面を迎えた。
そんななか、第16戦シンガポールGPでマシンの大型アップデートが進み、ようやく競争力を取り戻す。結果、角田は第19戦アメリカGPで8位、第21戦サンパウロGPでも9位と入賞を果たし、中団グループ上位を争う力を見せた。
そして最終戦アブダビGPで、アルファタウリは2024年に向けた新型フロアを投入。チーム代表を退くフランツ・トストのため、最後になんとかコンストラクターズランキング7位を勝ち取ろうと、角田は1ストップ作戦に賭けて走った。
レース途中では他車がステイアウトしている間、5周にわたって自身初のリードラップを記録した。最終ラップには、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)に抜かれながらもターン9のアウトから抜き返すという、角田らしい意地の走りで8位に食い込んだ。
リザルトには表われなくとも、手強いチームメイトたちをものともせず、チームリーダーとしての立ち位置を固めていった2023年シーズン。その象徴が、最終戦アビダビGPだった。
「最初から決めていた戦略(最終戦での1ストップ作戦)ですが、難しいことはわかっていました。ただ、上位勢と同じ戦略を選んでも6位でフィニッシュすることはできないので、チャレンジしたことはよかったと思いますし、戦略自体は悪くなかったと思います。
フランツ(・トスト)に最大の贈り物はできませんでしたけど、自分のパフォーマンスはすべて出しきりましたので、彼も喜んでくれるのではないかと思っています。彼の存在なしに今の僕はここにいないし、彼のアドバイスがなければこれだけ成長できなかったと思います」
(6)2024年@第3戦オーストラリアGP
チーム名がアルファタウリからRBへと変わり、ローラン・メキースがチーム代表、アラン・パーメインがレーシングディレクターに就任。チーム体制を刷新して臨んだ2024年は、フロントサスペンションがプルロッド式に移行するなど、レッドブルとの提携を今まで以上に強化したマシンとなった。
ベテランの同僚リカルドに対し、角田は開幕から優位に立つ。ハースやアストンマーティンとの激しい入賞争いを繰り広げ、中団グループで存在感をアピールした。惜しいところで入賞を逃すレースが2戦続いたが、3戦目のオーストラリアGPでは予選で中団トップの8位、決勝も7位でフィニッシュして、この年最初のポイントを獲得した。
レース内容としても文句のつけようのない走りであったことに加え、不振のリカルドに対して明確な優位性を示し、チームリーダーとしての立場を確固たるものにした。そういう意味で、このオーストラリアGPの価値は大きかった。
「過去2戦、速さがあるのはわかっていましたので、クリーンなレースができればポイントが獲れたこともわかっていました。それが結果につなげられなかったことにはかなりフラストレーションもありましたけど、今回はミスも一切なく成し遂げることができました。
それは僕にとっても、チームにとっても、今後に向けて自信を持つ意味で重要なことだったと思います。クリーンなレースをする、というと簡単なことに聞こえるかもしれませんけど、僕らは今年になってチーム体制が変わり、オペレーションも変わったので、簡単ではありませんでした。レースごとにチームが改善していることもうれしく思います」
F1界で「中団グループで最も生きのいいドライバー」として認知され、勢いだけでなく開発能力やレースクラフト(組み立て)といった点においても評価が高まった。ハースをはじめとした他チームからのオファーが舞い込んだのもこの頃であり、角田がF1ドライバーとして一段上のステージへと飛躍した時期だった。
(7)2024年@第13戦ハンガリーGP
5年ぶりの開催となった第5戦中国GPを除き、RBは第3戦オーストラリアGPから第8戦モナコGPまで連続入賞を続けていた。しかし、第10戦スペインGPに投入した大型アップグレードが不発に終わり、一転して苦戦を強いられることになる。
目先の結果を後回しにして2台で比較テストを行ない、原因究明を最優先にして対策を講じた。そのアプローチを採った結果、マシン特性がマッチした第13戦ハンガリーGPでは2台揃ってQ3進出を果たした。
Q3での角田は、トップ6も狙える速さを見せた。ところが、ターン5出口の縁石を越えてグラベル(砂利エリア)にタイヤを落とし、段差で跳ね上げられてガードレールへ大クラッシュを喫してしまった。
しかしチームは、スペアモノコックを使ってマシンを組み直し、パルクフェルメ規定(予選後のマシン変更規制)を破ることなく角田のマシンをグリッドに並べ、ピットレーンスタートを回避することに成功させる。角田はその努力に応えるように、ただひとりだけ1ストップ作戦を成功させて8位フィニッシュにつなげた。
「1ストップで走りきるには、かなりのタイヤマネジメントが必要でしたし、すべてがギリギリでした。マシンのフィーリングはそんなによくなかったんですけど、ペースが周りよりもいいと聞いてすごく驚きました。スティント序盤のタイヤマネジメントがよかったからだと思います。
夜を徹してマシンを修復してくれたチームのみんなには、本当に感謝しています。それがなければ、僕はこうしてレースをすることはできなかったわけですから」
角田のタイヤマネジメントのうまさと成長ぶりが存分に発揮されたという意味でも、チームの力を結集して勝ち取った入賞という意味でも、このハンガリーGPは角田のベストレースのひとつだったと言える。
(つづく)
◆角田裕毅ベストレース・後編>>雨のコンディションで「水を得た魚」のように快走



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