現地時間2月15日、ミラノ・コルティナ五輪のカーリング女子ラウンドロビン(総当たりの予選リーグ)で日本代表が韓国代表と対戦した。

 有利な後攻で試合を始められた日本だったが、ブランクエンド(両チーム無得点のエンド)を経て2エンド、3エンドと連続でスチールを許してしまう。

4エンドも劣勢だったが、サードの小野寺佳歩がセンターガードを飛ばしつつ、ハウス内の局面を動かすスーパーショットを決め、これを起点に2点を奪い同点にした。

 中盤以降もクロスゲームは続くが、大きくスコアが動いたのは8エンドだった。

 先攻の日本は、センターにガードストーンのある状態でハウス内のいい位置を探りながら、相手に1点を取らせる意図を持って展開。悪くない盤面を作った。

 しかし、韓国のサード、キム・ミンジがガードストーンから自軍の石を飛ばし、ハウス内の日本の石だけを弾く、効果的かつ高難度のショットを決めた。ハウス内には自軍の黄石が3つ残り、スキップのキム・ウンジもそのチャンスを冷静に仕留めた。

 日本は大量3失点。これで大勢は決した。

 日本も、リード近江谷杏菜のセットアップは安定しつつあり、セカンド小谷優奈はつなぎ役に徹して多くのエンドで攻守のバランスをとった。小野寺も4エンドだけでなく、チャンスメイクのショットをいくつも投じた。プレッシャーがかかるなか、スキップ吉村紗也香がドローを投げ、それを近江谷と小野寺のスイープで運ぶチームショットも戻ってきた。

 それでも、すべてのポジションで韓国に投げ負けてしまった。

特にこのゲームでは韓国の次世代を牽引するスター、キム・ミンジが好ショットを連発。彼女の日だった。

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 これで、日本は1勝4敗。4強へのデッドラインは4敗と考えられ、残り4試合を全勝してもプレーオフ進出が微妙なラインに追い込まれた。

 もちろん、前述のようなチームショット、窮地を救うスイープをはじめ、簡単には負けず、ゲーム後半まで食い下がる粘り強さなど、フォルティウスの持ち味は垣間見える。状態は間違いなく上向きだ。

 だが今、何より求められるのは結果だ。残り4試合、カナダ、イタリア、イギリス、中国と対戦する。もうひとつも落とせない。

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