『ハイキュー‼』×SVリーグ コラボ連載vol.2(25)

大阪ブルテオン エバデダン ラリー アイケー 後編

 現役のSVリーガーに、バレーボール漫画『ハイキュー‼』を語ってもらうコラボ連載。選手たちが選ぶベストメンバー、共感したシーン、ベストゲームとは?

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<SVリーガーが語る『ハイキュー‼』>

Q1、監督目線で『ハイキュー‼』のベストメンバーを選ぶなら?

【オポジット】

牛島若利(白鳥沢学園高校)

【アウトサイドヒッター】

澤村大地(烏野高校)、田中龍之介(烏野高校)

【ミドルブロッカー】

黒尾鉄朗(音駒高校)、角名倫太郎(稲荷崎高校)

【セッター】

及川徹(青葉城西高校)

【リベロ】

西谷夕(烏野高校)

「牛島は間違いないですね。

オポはひたすら打てばいい(笑)。"大砲であれ"って思います。サイドはオポに打たせるためにも、澤村くん。やっぱり守れますからね。

 もうひとりのサイドは迷いました。(ブルテオンのミゲル・)ロペスみたいな大砲もほしくて木兎(光太郎)も考えましたが、牛島と並ぶとシュンとなりそうなんで、龍之介にしました。作品のなかで、自分は烏野の2年生が好きなんですよ。日向(翔陽)の立場だと、西谷や龍之介や縁下(力)がいたら、めっちゃうれしい。ずっと支える姿がかっこいいです。

 ミドルは、ブロックの駆け引きとかも考えて、クロ(黒尾)は確実。ミドルというよりも、人としてチームに必要です。ミドルは人間性が大事なので。

もうひとりは角名。攻撃力がいいですね。ブロックはクロに任せて、決めていってほしい。

 ミドルは日向も悩みましたね。日向を入れていたらセッターは影山(飛雄)でしたけど、誰にも合わせられる及川にします。リベロは西谷。澤村とふたりでレシーブをしてほしい!」

Q2、教訓となった、共感した場面や言葉は?

「春高バレー予選の条善寺高校戦で、日向、影山の変人速攻が決まらなくなって、澤村のナイスレシーブで巻き返すんですが......澤村が『俺にはド派手なプレーは無理だけど"土台"なら作ってやれる まぁ 存分にやんなさいよ』って痺れるセリフを吐くんですよ。そこは一番、鳥肌が立ちました。自分も『タッチ取り続けるから、存分にハイボール打ってきな』って言いたいです!」

Q3、作中の個人的ベストゲームと、その理由は?

春高バレーの烏野高校vs音駒高校

「"ゴミ捨て場の決戦"ですね。勝ち越せなかった相手に、ようやく勝てた試合。音駒の(孤爪)研磨が、最後にボールを汗で滑らせて終わるのは、マジにリアルで首筋がゾワってきました。『よくぞこのシーンを描いてくれたな』って思います」

【プロフィール】

エバデダン ラリー アイケー

所属:大阪ブルテオン

2000年8月18日生まれ、岐阜県出身。

身長195cm、ミドルブロッカー。ナイジェリア出身の父と日本人の母を持つ。長野・創造学園高(現松本国際高)でインターハイや春高バレーなどに出場。筑波大3年時の2022年にパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)に加入しVリーグデビュー。同年に日本代表に初招集された。リーグ終了時に一度退団し、翌2023年にパナソニックに入団した。

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