F1ハース・リザーブドライバー
平川亮インタビュー(後編)
◆平川亮・前編>>リザーブ3年目の手応え「同じ言語を話せるようになった」
ハースのリザーブドライバーに就任したのは昨年4月。平川亮はスケジュールの許すかぎりチームに帯同し、FP1も4回にわたって出走してきた。
VF-26の実車はFP1でドライブすることになる。とはいえ、マシンへのアップデート投入計画がまだ確定していないだけに、FP1への出走スケジュールも未確定だ。
それでもリザーブドライバーは、いつレギュラー陣に何かが起きて、急遽実戦に出走することになるかもしれない事態を想定し、準備をしておかなければならない。今シーズンはマシンが完全刷新されているだけに、昨シーズン以上にその準備は大変だ。
「もしいきなり『乗れ』と言われても、昨年ならすぐに『乗れます!』と言えました。しかし、今年はレギュラードライバーがあれだけ練習してようやく扱えるようになったくらいなので、何も経験がないリザーブドライバーがいきなり乗るというのはキツいだろうと思います。ステアリングのボタン操作自体は、少し増えるくらいでそんなに変わりません。ですけど、マシンの走らせ方が違いますから」
元F1ドライバーのジャック・ドゥーハンも、今季からハースのリザーブドライバーに就任した。だが、こちらはあくまで平川が現場に帯同できない際のリザーブ役であり、平川の立場が変わることはないという。
「今のところは変わらないですね。僕が現場に帯同できないところにリザーブドライバーとして行ってもらう形なので、自分の仕事が減ったということはありません。WECのプログラムと重ならないレースは、すべて僕が帯同することになります」
今年は年間20日間の規定のなかで、トヨタガズーレーシング(TGR)がハースのタイトルスポンサーとなったこともあって、TPC(旧型車テスト)を通じてF1マシンをドライブする機会はさらに増える予定だという。
残念ながら旧規定のマシンでしか走れないため、2026年型マシンの習熟はできない。だが、自身の鍛錬やスタッフの育成、データ収集などでチームに貢献していくことになる。
【小松礼雄代表に言わしめた】
今年3月で32歳を迎える平川だが、F1のレギュラーシートをつかみたいという思いは「夢」ではなく「目標」だ。本気でその場所を目指し、それに必要な努力を続けている。
すべてのテストを終えてサーキットをあとにする際、平川はスタッフ全員と握手を交わし、ただの儀礼的な挨拶ではなく、長々と話し込んだりさえする。昨年4月まで所属していたアルピーヌのスタッフとも、パドックでは旧知の仲のように言葉を交わす。
ただの"お客さん"ではなく、チームの一員として認められるだけの存在感というのは、自ら動かなければ得られるものではない。
2024年にマクラーレンのリザーブドライバーというチャンスを手にしてTPCで旧型車をドライブし、グラウンドエフェクトカーに手こずりながらも速さやタイヤマネジメントのノウハウを身につけた際、平川は「自分にもやれる。どうしてもやりたい」という思いを強くしたという。
そしてさまざまなチームと交渉をした末に、その年の最後に参加したハースのテストで「なんでウチで走らないんだ?」と小松礼雄代表に言わしめたのは、平川自身のF1に賭ける努力と執念にほかならなかった。
今年、TGRがハースのタイトルスポンサーになろうとも、レギュラーシートは金で買えるものではない。小松代表は、チーム技術陣を納得させるパフォーマンスこそが重要だと強調する。
「ハースとトヨタが目指す『人材育成』のなかに、ドライバーの育成が含まれているのは確かです。
その点は全員が明確に理解しています。(豊田)章男さん自身もトヨタの育成プログラムのなかからF1ドライバーが生まれることを望んでいる一方で、冗談で『トヨタのドライバーを乗せて遅かったら金でシートを買ったと言われてしまう』とおっしゃっていましたし、我々がやろうとしていることではないんです。単純にパフォーマンスでドライバーを選ぶというのがウチらの考え方です」
【F1でレースがしたいです】
そのために平川には、現場帯同、FP1、TPCといったチャンスが与えられている。そのチャンスを最大限に生かし、レギュラーシートをつかみ獲ろうと努力している。
きっと「トヨタ」の看板を通して見る外からは、その姿は泥臭く見えないだろう。だが、実際には地味で、人間臭くて、ひたむきな努力の結晶だ。
「F1でレースがしたいです。FP1のタイムアタックでも『これが予選だったらもっといけるのになぁ』っていうモヤモヤはいつもあります。1時間で10周とか15周走ってモヤモヤして、(FP1出走なしで)帯同している時もいつもモヤモヤしている。そうやって(レギュラーシートで)走る時が来れば、という思いは常にあります。
結局はチームが僕を選んでくれなきゃいけないですし、チームに僕を起用しようと思わせなきゃいけない。しっかり とFP1で走ることで、そこに近づくと思っています。シーズンは長いので、ひとつひとつ確実にやっていくことを念頭に、まずはマシンに対する理解をしっかりと深めていきます。
シミュレーターでの作業を通して、シーズンが始まる頃にはしっかりと準備を整えた状態にしておきたいなと思っています。(実戦に出る)チャンスがあれば乗りたいという思いはありますから」
静かに燃える闘志というのは、なによりも強い──。絶えることなく熱を持ち続け、その火種がいつか花を咲かせることだろう。
【profile】
平川亮(ひらかわ・りょう)
1994年3月7日生まれ、広島県呉市出身。中学卒業後にトヨタの育成となって当時最年少で限定A級ライセンスを取得。2012年に全日本F3選手権を制し、2017年には史上最年少でスーパーGT王者に輝く。2022年よりトヨタからWECに参戦してル・マンを制覇。WEC世界王者を連覇した実績を掲げ、2024年にマクラーレンF1のリザーブドライバーへ。その後はアルピーヌを経て2025年途中よりハースのリザーブドライバーを務めている。



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