2005年12月に閣議決定された「犯罪被害者等基本計画」では、11月25日から12月1日までを「犯罪被害者週間」と定めていたが、支援の輪をさらに広げるため、期間が1か月間に延長された形だ。
この期間中、全国各地で犯罪被害者支援に関するイベントが予定されており、11月7日、8日の2日間は、新宿駅西口地下のイベントコーナーで「犯罪被害者支援キャンペーン2025 ひろげよう支援の輪 つなげよう支援の心」が開催される予定。
弁護士JPニュース編集部ではこのキャンペーンを20年近く継続してきた公益社団法人「被害者支援都民センター」に話を聞いた。
遺族による講演など予定
会場では、交通事故や殺人事件などで家族を亡くした遺族が、亡くなった方へ向けて綴ったメッセージと写真を1枚ずつパネルにした展示を設置する。被害者支援都民センターの担当者は「(過去の展示では)パネルに記された1つ1つの言葉の重さを受け止めた来場者から、『日常生活で家族に気を付けてほしいことを改めて伝えようと思った』といった声をアンケートでいただいている」と語った。
イベントでは事前に収録した遺族のインタビュー映像の上映や、遺族による講演が実施される。講演では7日は5名、8日は4名の遺族が自身の体験や思いを語る予定だ。
また「重みのある内容」である講演の前には、女性3人ユニット「アンサンブルMOMO」が、ピアノ伴奏による童謡や懐かしい曲のコーラスを披露。会場の雰囲気を和ませる役割を担う。
アンサンブルMOMOは、この犯罪被害者支援の活動に賛同し、長年キャンペーンへの協力を続けてきた。担当者は「会場では大事なメッセージを伝える部分と、音楽で心を和ませる部分のバランスを大切にしている」と説明する。
「当事者にならない限り、現実の問題として捉えるのは難しいが…」
過去のイベントでは、来場者から寄付が寄せられたほか、学生が被害者支援について学ぶ機会にもなってきた。メディアでも取り上げられ、支援制度の認知拡大に貢献しているという。担当者は「当事者にならない限り、現実の問題として捉えることは難しい。でも、被害に遭った方々のメッセージや、東京都・国が整備している法制度について知ることで、心の片隅に残していただけたら」と語り、多くの人に足を運んでほしいと呼びかけた。
会場は、JR、小田急、京王の新宿駅西口地下改札を出てすぐの立地で、気軽に立ち寄れる場所だ。
犯罪被害者支援は、誰もが当事者になりうる問題である。このキャンペーンを通じて、犯罪被害者支援について考える機会となり、支援の輪が一層広がることが期待される。
【開催概要】
入場無料・申込不要
主催:公益社団法人被害者支援都民センター(後援 東京都・警視庁)
場所:東京都新宿区西新宿1丁目 新宿駅西口広場イベントコーナー
日時:11月7日(金曜)午前11時00分から午後7時00分まで
11月8日(土曜)午前11時00分から午後5時00分まで

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