コンビニの人気ホットスナックのひとつ「アメリカンドッグ」。おやつや小腹が空いた時に食べたことがある人は多いのではないでしょうか。
今回は、コンビニ各社(セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート)の「アメリカンドッグ」を食べ比べ。この記事では購入から20分ほど経過・温め直しなしの状態で、総重量や味わいの違いを検証しています。
総重量はセブンが一歩リード

お皿の重量を抜き、串に刺した状態で重量をはかったところ、セブンイレブンが最も重みがでていて112g、次いでファミリーマート105g、ローソン102gです。ローソンのみ商品名に「ジャンボ」と付いているのですが、重量は最も軽いという点は意外ですね。
セブン-イレブン「アメリカンドッグ」138円(税込)実食レポ

外皮はサックリ、中の生地はふんわりとした食感が特徴。アメリカンドッグ表面は凹凸がありますね。公式サイトによると、1個当たり、301kcal・たんぱく質6.2g・脂質15.0g・炭水化物37.3g・食塩相当量1.5gです。

購入時に「トマト&あらびきマスタード」が付いてきました。電子レンジ不可だそうですので注意を。

トマト&あらびきマスタードの分量はちょうどいいですね。

温め直ししていないのにもかかわらず、表面のサクサク感が残っています。ほんのりと甘みのある生地に、魚肉ソーセージとの相性もいいですね。今回紹介の3品の中で最もサクサクした食感が魅力。
ネット上では「サクサクしていておいしい」「大好きで何度も買っている」といった声が出ています。
ローソン「ジャンボアメリカンドッグ」138円(税込)実食レポ

商品名は「ジャンボアメリカンドッグ」ですが、セブン-イレブンやファミリーマートで販売されている「アメリカンドッグ」と大きさはほぼほぼ同じ。公式サイトによると、1個当たり、276kcal・たんぱく質6.2g・脂質12.5g・炭水化物35.9g・食塩相当量1.6gです。
品切れしていたのか、ケチャップやマスタードは付いていませんでした。そういうこともあるようです。

少々サクッとしていますが、全体的にはしっとり感が強め。ややもったりしていてホットケーキの生地を食べているかのようです。食べ応えがあります。しっとりした生地に魚肉ソーセージが絡み合い、一体感があります。
ネット上では「ソーセージは塩分ひかえめなのか食べやすい」や「ふわっとした食感」といった意見が出ています。
ファミリーマート「アメリカンドッグ」138円(税込)実食レポ

メープル風味とサクっと食感が特徴のアメリカンドッグです。ほんのりメイプルの香りが鼻を通り抜けてきます。他社のアメリカンドッグとは異なった香りで独特ですね。公式サイトによると、1個当たり、335kcal・たんぱく質7.0g・脂質18.1g・炭水化物35.8g・食塩相当量1.8gです。

「トマト&あらびきマスタード」が付いていました。

「トマト&あらびきマスタード」はほどよい量です。

表面は少しパリッとしていて、生地はしっとり。メイプルの甘みがあって、デザート感があります。魚肉ソーセージとの相性も良いですね。
ネット上では「ジャンキー感があって良い」「ケチャップなしでもおいしい」と評判です。
サクサク感も楽しみたいのであればセブン-イレブン「アメリカンドッグ」がおすすめ

見た目はほぼほぼ同じで区別がつきませんが、味わいや食感に大きな差が出ています。
ローソン「ジャンボアメリカンドッグ」は、しっとりしていてほんのり甘く、生地がもったりしているため食べ応えのある一品。一方、ファミリーマート「アメリカンドッグ」は、メイプルの甘みが感じられ、デザート感があります。
そして、セブン-イレブン「アメリカンドッグ」は、ある程度時間が経過していても表面のサクサク感が心地よく、サクッとした食感も重視したい人におすすめです。
コンビニのアメリカンドッグは、少し冷めてしまってもおいしくいただけるホットスナック。おやつや小腹が空いた時におすすめです。
筆者:グルメライター 相場 一花
飲食チェーン店のメニューを年間100食以上食べ比べる、飲食チェーン店お持ち帰りマニア。コンビニや話題のグルメショップにも足を運んでいます。