30日午後、岐阜県大垣市で、東海道新幹線の架線にヘビが絡まり、停電が発生しました。この影響で東海道新幹線は広い範囲の上下線が約1時間半にわたって運転を見合わせました。
JR東海によりますと、30日午後5時半ごろ、東海道新幹線の岐阜羽島駅と米原駅の間で停電が発生し、この影響でその後、広い範囲の上下線で一時運転を見合わせました。
現地に係員が向かい、点検作業を行ったところ、岐阜県大垣市で架線にヘビが絡まり、ショートしていたということです。

東海道新幹線は午後7時に運転を再開しましたが、JR東海によりますと、この影響で上下線計86本の列車に最大で1時間半ほどの遅れが発生し、約6万7000人に影響したということです。
ホームで運転再開を待ちわびていた人や、遅れた列車から降り立った乗客らは、原因がヘビと知らされ、「まじ?」「生き物が原因だったら仕方ないですね」「結局1時間くらい新幹線の中で待機してて退屈でした」などと話していました。
東海道新幹線は、2021年6月にも、豊橋駅で架線にヘビが絡まって停電が発生し、約15分間運転がストップしています。