愛知県は、道路工事などを委託する業者がサイバー攻撃を受けた影響で、工事関係者ら112人の個人情報がさらに漏えいした恐れがあると発表しました。
愛知県は先月23日、県が道路や河川堤防などのインフラ工事を委託する刈谷市の土木建設会社「サンエイ」が、身代金要求型ウイルス「ランサムウェア」によるサイバー攻撃を受け、県営住宅に入居する622人分の個人情報が漏えいした可能性があると発表していました。
県はきょう、新たに「サンエイ」が、県が委託するほかの複数の業者と共有していた工事関係者分103人と、工事現場近くの住人9人、あわせて112人分の個人情報が漏えいした恐れがあると明らかにしました。
今のところ個人情報が悪用されるなどの被害は確認されていませんが、県は改めて「個人情報の適切な管理、取り扱いの徹底を行い、再発防止に努める」などとコメントしています。