愛知県豊山町の県営名古屋空港の臨時駐車場で、一部の利用者から誤って駐車料金を多く徴収していたことが分かりました。

県営名古屋空港の「臨時駐車場」で料金を誤って多く徴収 駐車券...の画像はこちら >>

県によりますと、4連休初日の3日から空港の臨時駐車場では、係員が2人体制で簡易式の「発券機」を使って利用者に直接駐車券を手渡していました。

しかし、営業開始の午前10時から11時15分までに発行された駐車券の入庫時刻が全て「午前10時すぎ」と誤って印字されていたことに係員が気がつき、これまでに少なくとも6台の車から200円ずつ多く徴収していたことが分かりました。

この駐車場にはまだ精算していない車が46台残っていますが、県はそれぞれの車のフロントガラス部分に今回のミスについて説明した文書を掲げ、車が出庫する際に個別で対応することにしています。

県営名古屋空港の駐車場をめぐっては、これまで2017年の12月にもシステムの不具合などで料金を多く徴収するミスが起きていました。

今回のトラブルを受け、県は再発防止策として「駐車場設備の導入、メンテナンスを行った際は十分な試験運用を行い、駐車料金の課金にトラブルがないか確認するよう、県として指定管理者の指導を徹底してまいります。」とコメントしています。

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