こどもの日の5月5日、ドラゴンズのドラフト1位ルーキー金丸夢斗投手(22)が、満を持して本拠地バンテリンドームで一軍デビュー!その人気ぶりを振り返ります。
(ドラゴンズファン)
Q誰のユニフォーム?
「金丸投手。
「開幕前から5月5日か6日に金丸君が投げると予想してチケットを取ったら、本当にその通りになった。ぜひ勝ってほしい」
バンテリンドームには、この日を心待ちにしていた多くのファンの姿が。さらに、金丸投手の出身地兵庫県から駆け付けた人の中には…

「高校の野球部のマネージャーをしていました」
「高校時代は、金丸投手がエースで僕がキャプテンをしていました」
なんと、高校時代のマネージャー覚田蘭さんと、当時キャプテンだった大西良空さんの姿も。

(覚田さん)
「高校1年生の時は同じくらいの身長で、結構小さかったのに急成長を遂げていて本当に夢を叶えていて。すごいなと思います」
(大西さん)
「入学してきた時は、全然目立つような選手じゃなくて、努力でプロの舞台まで上がってきた人間だと思うので、1軍のマウンドで投げるというのは感慨深いなと思います」


2月の沖縄キャンプでも注目の的に
本拠地バンテリンドームに詰めかけた3万6千人のファンの前で、鮮烈なデビューを飾ったドラフト1位ルーキー金丸夢斗投手。CBCテレビの若狭アナもこの日が訪れるのを去年10月から願い続けていました。
(若狭敬一アナウンサー・去年10月)
「金丸投手、ドラゴンズに来て!頼む!本当に頼む!」

去年のドラフト前には、すっかり行きつけとなった名古屋市守山区の倶利加羅不動寺で滝行をして祈願。
(若狭)「キター!!!」
見事くじを引き当て、ドラゴンズへの入団が決まった金丸投手。2月の沖縄キャンプでも、早速ファンの注目の的でした。
(若狭)「きょうは誰を見に来たんですか?」
(ファン)「金丸投手」
(若狭)「このユニフォームは?」
(ファン)「金丸選手」
(若狭)「あらま!早速金丸21番!」

多くのファンが1日でも早い1軍デビューを期待をする中、2軍で4試合に登板し、着実に昇格への準備を進めてきました。そして、5月5日の子どもの日に本拠地デビューすることが決まった金丸投手。
(金丸投手)
「憧れてもらえるような選手になりたいと思っているので、子どもたちにいいところを見せられたらと思います」

「憧れてもらえる選手になる」と言い聞かせながら…
満を持しての一軍初登板となった5月5日。その初球は、152キロのストレートで球場を沸かせます。

見事3球三振で切ってとり、続く3人目はレフトフライに打ち取り、三者凡退。費やした球数わずか8球の見事な立ち上がりで1回を終えます。その後も2回、3回とルーキーらしからぬ堂々としたピッチングを見せた金丸投手。
4回、1アウト満塁のピンチでレフト前に運ばれ逆転を許したものの、その後は一本もヒットを許さない気迫の投球。
結局、6イニングで92球を投げ8奪三振2失点。勝利こそなりませんでしたが上々の本拠地デビューを飾りました。
(金丸投手)
「子どもたちに憧れてもらえる選手になると、自分に言い聞かせながら、マウンドでの姿や投球スタイルを見せられたらと思います」

CBCテレビ「チャント!」2025年5月6日放送より