名古屋市中村区で、生まれたばかりの自分の赤ちゃんの遺体を、自宅のベランダに放置したとして、21歳の女が逮捕されました。
逮捕されたのは、中村区中村町に住む無職の鯨岡夢菜(くじらおか・ゆうな)容疑者(21)です。
警察によりますと、鯨岡容疑者は、ことし1月上旬ごろ、自分で産んだ赤ちゃんの遺体を自宅マンションのベランダに放置した死体遺棄の疑いがもたれています。
きのう午後、マンションの管理会社から警察に「入居者と連絡が取れない」と相談があり、安否確認のため警察官が鯨岡容疑者の部屋を訪問。
ベランダで、腐敗が進んだ赤ちゃんが入ったビニール袋が放置されているのを発見したということです。

鯨岡容疑者は一人暮らしで、調べに対し容疑を認めているということです。警察は司法解剖を行い、赤ちゃんが死亡した経緯を詳しく調べる方針です。