愛知県で発生した自衛隊機の墜落事故を受け、防衛省が犬山市や農業関係者らに対し、今後の捜索活動などに関する説明会を開きました。

自衛隊機墜落事故で防衛省が関係者に説明会 池の水質「人体に影...の画像はこちら >>

今月14日、宮崎県の航空自衛隊新田原基地に所属するT4練習機が愛知県犬山市の入鹿池に墜落して搭乗員2人が死亡し、自衛隊などによる機体の捜索や油の回収作業などが続いています。

防衛省は27日夕方、犬山市の入鹿用水土地改良区事務所で、市や農業関係者らに対して説明会を実施。会場では墜落事故の概要や墜落した機体の引き揚げ作業を検討しているとの説明があったほか、池の水質調査に関する報告がありました。

防衛省は、池に流出した燃料などに含まれる物質について、今のところ人体や環境への影響はないとした上で、今後も継続的に水質調査を行っていく考えです。

また、墜落した機体の捜索活動の終了のメドはたっておらず、今も営業が出来ない貸しボート店や、一時休業となっていた「博物館明治村」などへの賠償についても検討しているということです。

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