ドラゴンズの人気を後押しする“推し活女子”。選手に特徴があるように推し方は様々。
現在セ・リーグ5位のドラゴンズ。苦しい戦いが続いていますが、ファンは上位浮上を願っています!今シーズン、ホームのバンテリンドームでは、1試合平均約3万5千人と脅威の数字を誇っているんです。
この要因をバンテリンドーム主催試合でイベントを企画する担当者に聞いてみると…?
(株式会社ナゴヤドーム 野球事業企画室・森山ひな子さん)
「(観客の男女比率が)男性が6割、女性が4割。年々女性が増加している傾向にある。野球観戦の目的がすごく多様化していて、その中に“推し活”というキーワードも大きなものになっている」

近年ブームの“推し活女子”!ことしの沖縄キャンプでも、多くの女性ファンでにぎわう姿が。ということで今回は「推し活女子」の実態を徹底調査!!
“同郷女子”に“同期女子”?
(三重県在住・20歳)
「色んな選手を好きになってたどり着いたのが、岡林選手。同じ出身地」
三重県松阪市出身の岡林選手と同郷がきっかけで、推すようになった“同郷女子”。


続いては…
(岐阜県在住・28歳)
「細川選手。(プロでの)年数が9年目で私も9年目の美容師」

2年連続チームでホームラン数がトップ、プロ9年目の細川選手と同じキャリアの“同期女子”!
(岐阜県在住・28歳)
「(美容師の)コンテストとか頑張っているので、モチベーションになる」

(兵庫県在住・21歳)
「私、靴下をあげている選手がめっちゃ好きで。めっちゃ特徴的なんですけど、村松選手を見つけました」
その村松選手、確かに靴下をしっかりあげていました!
推しポイントは「フォルムがええやん」と、“ソックス女子”!

「苗字が一緒なんです」
村松選手推しの別の女性。実は…?
(岐阜県在住 26歳)
「苗字が一緒なんです、私も村松です。名前背負っています」
この方は、名付けて“同姓女子”!

他にも観戦の記録をエクセルにまとめる“エクセル女子”や、総額15万円の一丸レフで推しを撮りまくる“一眼女子”などスタイルは様々!
そんな中、5月7日の試合前に出会った、会社員の柴﨑杏月さん(23)。
(柴﨑さん)
「松山投手が載っているタオルを10枚ぐらい一気に買っちゃう。同じ種類を何枚も何枚も買って部屋に飾る。

ことしから守護神を務める松山投手推し、柴﨑さんの必須アイテムがスマホに装着できるバードウォッチング用の単眼鏡。これで推しの松山投手を連写します。
“推し”のプレーに一喜一憂
そして柴﨑さんのレンズの先には、この試合2点リードで登板した推しの松山投手の姿が。

しかし…
(実況)「第4球を投げました。打ちました。右中間真っ二つの当たりになっていく。いまホームイン。松山が打たれました」
タオルで顔を覆い、ショックを隠せない柴﨑さん。

その後も一打同点のピンチが続きますが、推しが気持ちを切り替えれば柴﨑さんも切り替えます。
(柴﨑さん)「抑えてくれって気持ちで、祈るように見ていました」
最後の打者から三振を奪い、見事ドラゴンズが勝利!その瞬間も柴﨑さんはカメラを手放さず。
(柴﨑さん)「最後に吠えるところが撮りたいなと思ったので、構えていた。(松山投手を)押さえられました」

このように推し活女子の数だけ、推し方があるのです。
そんな女性たちに向けて開催されるのがガールズシリーズ!6月6日から3日間、来場者限定プレゼントが貰えるほか、推しメンコンテストで選ばれた選手の限定グッズも購入できます。
仕事終わりの観戦は…誰を推せば?

「仕事が終わって最初から(試合は)見られないですけど、すぐ電車に乗って6時半くらいに(球場に)着いて試合を見る」
試合開始には中々間に合わない…でも、途中出場の選手を推せば出番には間に合うかも!
ということで、チャント!おススメ!“中継ぎ女子”。中継ぎとしてチームを支える藤嶋投手に直撃。
(藤嶋投手)
「素晴らしいことだと思います。プレイボールに間に合わないってなったら、生で見られるのは中継ぎ、代打、守備固め、代走、そこら辺の選手を推していただければ。僕を推していただいたのであれば、僕がスパっと抑えてスカッと気持ちよくなってもらえて、次の日また気持ちよく臨めるというエネルギーを与えます」

CBCテレビ チャント!2025年5月27日放送より