契約していた高齢者施設を解約するために、オーストラリアから一時帰国していた80代の女性が、「ホテルの出入り口に現金を置いて欲しい」と電話で指示され、2000万円が無くなる被害にあいました。

警察によりますと、80代の女性は、5月9日、静岡県内の高齢者施設にあった固定電話で、刑事や検察官を名乗る男たちから「麻薬関係で捕まえた犯人があなた名義の口座に現金を振り込んでいる」などと言われました。



5月27日には「あなたが持っている現金を確認したい。ホテル出入り口に置いて欲しい」と指示され、30日午前、宿泊していた岐阜市内のホテルの出入り口に現金2000万円を置いたということです。

その後、相手から「現金が置かれていない」と連絡があり、様子を見に行った女性が30日午後、「ホテルに置いていた現金がなくなった」と110番通報しました。

警察が特殊詐欺事件として捜査しています。

オーストラリアから一時帰国中の女性が2000万円被害 刑事や...の画像はこちら >>

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