愛知県小牧市の女性職員が、市議会議員の男性からセクハラと疑われる行為を受けたとして、市が市議会に対応を求めていたことがわかりました。男性議員はきのう辞職願を提出しました。
辞職願を出したのは、小牧市議会の木村哲也議員56歳です。小牧市や市議会関係者によりますと、木村議員は副議長を務めていた去年5月、市の20代の女性職員に対しプライベートの電話番号やLINEの交換を求め、食事に誘ったり職務中に手を振ったりしたということです。
こうした行為が続いたため、女性職員が上司に相談し、事態が発覚。市は「事実であればハラスメント行為にあたる」として今月2日、市議会議長に対し「木村議員への厳重注意や適切な対応を求めたい」などと申し入れ、市議会が直接事実確認を行ったところ木村議員がこれらの行為をおおむね認めたということです。
木村議員はきのう「一身上の都合」で議長に辞職願を提出していて、今月16日の市議会本会議で辞職が認められる見通しです。
