14日に行われた愛知県の教員採用試験で、会場の1つの教室で試験の開始時間を誤り10分早めるミスがありました。
愛知県教育委員会によりますと14日、公立学校の教員採用試験が行われ、会場だった碧南市立南中学校の1つの教室で、午前9時40分に開始すべき「小論文」の試験時間を誤り、10分早く始めました。
担当の係員がすぐに誤りに気付き、試験終了時刻を10分早め、本来の終了時刻までの10分間受験生を自分の席で待機させました。
この教室では小学校の教員試験の区分の35人が受験しましたが、試験開始に遅れた人はおらず、試験時間は他の会場と同じ60分で対応し採点に影響はないということです。

愛知県教育委員会は「係員に問題配布や試験の開始時間の指示を徹底し再発防止に努めていきたい」としています。