名古屋大学は、ことし4月に外部から不正なアクセスを受け、過去約10年間で学生など1600人あまりの個人情報が漏えいした可能性があると発表しました。

名古屋大学によりますと、ことし4月に人文学研究科の教員が自宅でパソコンのメールを見ていたところ、画面上に「ウイルスを検出した」との警告が表示されました。



教員のパソコンの中には、過去約10年間分の名古屋大学の学生や附属中学校・高校の生徒合わせて1600人あまりの名前や成績、メールアドレスなどが保存されており、それらの個人情報が第三者に漏えいした可能性があるということです。

今のところ漏えいの被害は確認されておらず、名古屋大学は「関係者の皆さまに多大なる迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」として、原因の究明と情報セキュリティに関する教育研修を行うなどして、再発防止に努めるとしています。

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