自民党の裏金事件で在宅起訴された大野泰正参議院議員が、次の参院選への不出馬を表明しました。
参議院・岐阜選挙区選出の大野議員は、自民党派閥の政治資金パーティーで約5100万円のキックバックを受けながら、収支報告書に記載しなかったとして昨年1月に在宅起訴され自民党を離党。

改選を迎える次の参院選ついてこれまで出馬への態度を明らかにしておらず、事実上の会期末となった21日の国会でも報道陣の問いかけに何も答えませんでした。

しかし、21日夜、更新した自身のブログで、「無所属になってからはどんなに頑張っても今までの80%位のパフォーマンスになってしまい何より辛かった」などと記し、次の参院選に出馬しないことを明らかにしました。

岐阜選挙区では自民、立憲民主、共産、参政党と政治団体「NHK党」がいずれも新人の擁立を決めています。