三重県尾鷲市で、南海トラフ巨大地震の発生を想定した防災訓練が行われました。

22日の訓練は、南海トラフを震源とする震度7の地震が発生し、土砂崩れなどが発生したという想定で行われ、警察や消防、自衛隊など17の関連機関から参加したおよそ200人が、家屋が倒壊した場所などでの救出活動にあたりました。
また、道路や電気、ガスなどのライフラインが寸断され、周囲から孤立した集落での救助活動を想定し、重機を使って土砂を撤去したり、火災が発生した初期段階の消火訓練が行われ、参加者たちは真剣な表情で取り組んでいました。
訓練を主催した尾鷲市は、今後こうした訓練を通じて災害が発生した際の対応力を高めていきたいとしています。