三重県松阪市の小学校の水質検査で虚偽のデータを市に報告したとして清掃業者の代表者が書類送検されました。
きのう、書類送検されたのは松阪市の清掃会社「共同商会」の代表者で70代の男性です。

警察によりますと「共同商会」は昨年度、松阪市から受注した市立小学校の飲み水に使われる受水槽の清掃業務の一環で別の会社に水質検査を依頼しました。その際、大腸菌が検出されたにもかかわらず、検出されなかったとデータを書きかえて、市に報告した疑いが持たれています。

共同商会は容疑を認めているということです。市によりますと小学校で健康被害の報告はなく、現在大腸菌がいないことも確認されているということです。