全国有数の出荷量を誇る愛知県西尾市の一色うなぎ漁業協同組合の集荷場では、今月訪れる土用の丑の日を前に出荷が本格化しています。
(一色うなぎ漁業協同組合 田中三千雄 組合長)「ことしも順調に育っている」
この厳しい暑さでも生育には影響なしとのこと。
半年から1年半ほどかけて大きくしたウナギが、きょうもサイズごとに仕分けられていました。
今の時期は1日に約6トンを出荷していますが、土用の丑の日がさらに近づく来週後半あたりには、いまの倍以上の1日15トンにまで増える見込みで、出荷はピークとなります。

■ことし3月:岐阜・海津市
(漁師)「去年は全く揚がらなかったけど、ことしは不思議と豊漁」
今年は岐阜県海津市でも久しぶりに稚魚のシラスウナギが豊漁でした。しかし、この時期出荷されるウナギは、まだシラスが高値で取引されていた時期のもので、価格への反映はまだ先です。

(田中三千雄組合長)「消費者に反映されるのはいつごろかは分からないが、秋から冬あたりは少し(価格も)下がるのではないかと」
この夏の「土用の丑の日」は7月19日と31日です。



