岐阜空襲からきょうで80年です。岐阜市では「平和の鐘式典」が行われました。
この式典は、岐阜空襲の惨禍を後世に語り継ぎ、多くの市民に平和の尊さを伝えようと、毎年7月9日に行われています。岐阜空襲では、アメリカ軍のB29による激しい空襲で旧市街地の約8割が焼かれ、900人もの命が犠牲となりました。

きょうの式典には、岐阜市長や地元の中学生、空襲体験者などが参加し、体験者の青木成方さん87歳が当時の様子を語りました。
(空爆体験者 青木成方さん 87歳)
「(父は)岐阜空襲の時は自宅前の防空壕で待機し、大やけどを負いました。隣の町内では自ら掘った防空壕の中で、一家3人が亡くなりました」

岐阜空襲の体験談は、岐阜市の公式YouTubeでも見ることができます。



