100年前に架け替えられた、岐阜県高山市の「中橋(なかばし)」などの歴史を振り返る展覧会が12日から始まりました。
古い町並みの高山市を流れる宮川に架かる「中橋」は、赤い欄干が特徴の人気観光スポットです。
会場には400年以上前に、高山城の建築の歳に架けられた中橋の改修記録や、擬宝珠(ぎぼし)と呼ばれる橋の装飾、籠に人を乗せて宮川を渡す「籠の渡(わたし)」が描かれた江戸時代の浮世絵など約60点が展示されています。
飛騨地方は川や谷が多く、江戸時代には350か所の橋が地域の人たちの暮らしを支えたとされていて、訪れた人たちは、中橋などがこれまでに果たした役割や歴史を学んでいました。この展覧会は10月13日までです。
