アスベストを含む産業廃棄物に行政代執行です。
「行政代執行を実施します」
行政代執行は名古屋の産廃収集会社「サーライン」が愛知県一宮市に放置していた廃棄物を対象に行われました。
一宮市によりますと対象の廃棄物には人体に有害なアスベストが含まれていて、市は、ことし4月アスベストの飛散防止のためシートをかけるようサーライン社に措置命令を出しましたが、従わなかったということです。
このため、市はきょうサーライン社に代わってシートをかける行政代執行に踏み切りました。

(近隣住民)
「(会社が)倒産して事務所とかは片付けられて、ごみだけが残っている」
(一宮市廃棄物対策課 中村幸司 課長)
「(業者に対して)激しい憤りを感じている。(近隣住民から)不安の声もいただいていて、中学校と通学路があるから、子どもたちへの健康被害が及ばないか心配している人が多い」
代執行の作業はあすまで続く予定です。




